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【日本人欧州組の前半戦通信簿|FW編】ドイツで驚きを提供した武藤。決定的な仕事を連発した南野も高評価

カテゴリ:海外日本人

遠藤孝輔

2015年12月30日

ポルトガルで苦戦する田中は移籍を模索か・・・。

層の厚いスポルティングFW陣で4番手に甘んじる田中。ラージョなど複数クラブからの獲得打診が噂されるだけに、今冬の移籍を模索する可能性も。 (C) Getty Images

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田中順也(スポルティング=ポルトガル)
3試合・0ゴール・0アシスト
評価:×頑張りましょう
 
 夏の移籍マーケットでコロンビア代表のグティエレスが加わり、4-1-3-2システムの2FWの座を巡る競争が激化。その新戦力に加え、昨シーズンに二桁得点を挙げたスリマニ、モンテーロに次ぐ4番手から浮上できず、国内リーグでは3試合の途中出場に留まっている。
 
 ツキのなさを感じさせたのは、先発出場の機会に恵まれたヨーロッパリーグ4節のスカンデルベウ戦。GKルイ・パトリシオの一発退場に伴い、18分でピッチを下がることになり、最大のアピールチャンスを活かせなかった。
 
 今冬の移籍が有力視されており、シュツットガルトやラージョ・バジェカーノが受け入れ先として興味を示している。
 
 
久保裕也(ヤングボーイズ=スイス)
14試合・4ゴール・4アシスト
評価:○よくできました
 
 4-2-3-1のトップ下を中心に、1トップや2トップの一角も担うなど、ヒュッター監督から前線のマルチロールとして重宝された。今シーズン初得点とヒールパスによる華麗なアシストを決めた6節のシオン戦を皮切りに、ここまで4ゴール・4アシスト(どちらもチーム2位の好成績)をマーク。高いアジリティーと技術力を武器に、前線を活性化させる存在となっている。
 
 14節のチューリヒ戦でカットインからのシュートを突き刺したとおり、単独で守備網を切り裂ける久保に、退団した乾の姿を重ねたのはフランクフルト。ヒュブナーSDは今冬の獲得説を否定しているが、左ウイングの即戦力候補として注視しているようだ。
 
 仮に残留するなら、スイス参戦3年目にして初となる二桁得点が視野に入る。
 
文:遠藤孝輔
 
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