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【日本人欧州組の前半戦通信簿|FW編】ドイツで驚きを提供した武藤。決定的な仕事を連発した南野も高評価

カテゴリ:海外日本人

遠藤孝輔

2015年12月30日

オランダに復帰し、目覚ましい活躍をみせたハーフナー。

周囲の期待を上回る大車輪の活躍したハーフナー。肋骨骨折からの早期復帰が望まれる。 (C) Getty Images

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大迫勇也(ケルン=ドイツ)
14試合・1ゴール・1アシスト
評価:△可もなく不可もなく
キッカー誌の平均採点:3.65
 
 昨シーズン終盤から今シーズン開幕前にかけて、クラブ首脳陣から受けていた大きな期待(前線の柱になりうると見られていた)を考えれば、及第点以上の評価はつけにくい。
 
 モデストやツォラーに後れを取り、本職のCFで起用された時間は数えるほどしかなく、4-2-3-1システムのトップ下もしくは右サイドアタッカーでの起用が多かった。
 
 もっとも、アタッカーとしては物足りない数字(1ゴール・1アシスト)からは読み取れない貢献を果たしていたのも事実。ボールの収め所として機能し、ドリブルやコンビネーションを織り交ぜたチャンスメークが冴えた試合は少なくない。味方がしっかり好機をモノにしていれば、少なくとも3アシストは増えていたのではないだろうか。
 
 後半戦も引き続き右サイドアタッカーでの起用が濃厚だ。
 
 
ハーフナー・マイク(HJKヘルシンキ=フィンランド→ADO=オランダ)
14試合・8ゴール・1アシスト
評価:◎大変よくできました
 
 HJKヘルシンキでチャンピオンズ・リーグ予備選の4試合を戦った後、実父ディドの古巣でもあるADOに完全移籍。スペイン、フィンランドを経由して、オランダのトップリーグに1年ぶりの復帰を果たした。その後の活躍は目覚ましいものがある。
 
 新天地での初陣となった2節のトゥベンテ戦で幸先よくゴールを奪うと、期待を上回る大車輪の活躍を披露。ペナルティーエリア内での質の高い動き出しや嗅覚を活かしたワンタッチゴールを次々と決め、12節終了時点までに8ゴールを量産した。
 
 好調を維持し、10月にはADOに代表招集レターが届いていたストライカーが不運に見舞われたのは15節のAZ戦。競り合い時に相手と接触し、肋骨骨折の重傷を負い、残り2試合となっていた年内のリーグ戦欠場を余儀なくされた。
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