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【日本人欧州組の前半戦通信簿|FW編】ドイツで驚きを提供した武藤。決定的な仕事を連発した南野も高評価

カテゴリ:海外日本人

遠藤孝輔

2015年12月30日

指揮官からの信頼を勝ち取れなかった柿谷。

試合に出られない苦しい状況が続く柿谷。今冬にはC大阪に復帰する可能性も。 (C) Getty Images

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柿谷曜一朗(バーゼル=スイス)
4試合・1ゴール・0アシスト
評価:×頑張りましょう
 
 右ウイングで先発した開幕戦でゴールを奪う好スタートを切ったものの、スイスで10年に一人の逸材と称されるエムボロや、オーストリア代表の点取り屋であるヤンコらライバルの牙城を崩せず、国内リーグ出場は4試合に留まった。最後にピッチに立ったのは10月28日のスイス・カップ3回戦で、雌伏の時を過ごした。
 
 こうした状況に苛立ちを募らせた意外な人物が、スイス代表で歴代2位の得点記録を持つレジェンドのクビライ・トゥルキルマッツ氏だ。地元紙『Blick』に「フィッシャー監督は偉大な監督になりたがっている。だが、まだそうじゃない。(昨シーズンのチーム得点王である)ガシや柿谷の扱い方がナンセンス。もっと上手く使うべき」と、出番の少ないアタッカーたちを“援護射撃”した。
 
 
南野拓実(ザルツブルク=オーストリア)
19試合・7ゴール・3アシスト
評価:○よくできました
 
 国内リーグ12節までに7ゴール・3アシストと決定的な仕事を連発した。最大のハイライトは以下の2試合だろう。8節のグレーディヒ戦では2点のリードを許す苦しい展開の中、反撃の狼煙を上げる1点目と逆転弾となる3点目を見事に奪い、逆転勝利の立役者に。圧巻だったのは首位ラピド・ウィーンの本拠地に乗り込んだ11節の同点ゴール。絶妙なファーストタッチから左足を豪快に振り抜く見事なフィニッシュを披露した。
 
 惜しむらくは不発に終わった13節以降の8試合。年内最終戦だったラピド・ウィーンとのリターンマッチでは先発から外れた。代わりに右ウイングを担ったのは19歳の韓国人プレーヤー、ファン・ヒチャン。南野とは実績で雲泥の差があるとはいえ、新たなライバルとなる可能性はゼロではない。
 
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