【GK】守護神として君臨してきた櫛引に、福岡で出場機会を掴んだ中村が猛追。
■GK■
候補メンバー)順番は生年月日順
櫛引政敏(清水)
杉本大地(京都)
中村航輔(福岡)
最も無風地帯と思われていたGKの序列がここにきて、にわかに変化している。このポジションの第一人者として存在してきたのは、櫛引政敏だった。
12年のU-19アジア選手権では正GKとして日本のゴールマウスに立ち、清水では当時20歳のプロ3年目、13シーズン途中に正GKの座を掴んでおり、代表チームが結成された14年1月のU-22アジア選手権の時点ですでにJ1での試合経験を重ねていた。そのため、長らく不動の存在として君臨してきたが、15シーズンに入って清水での定位置を失ってしまう。
すると、入れ替わるようにして中村航輔が期限付き移籍したアビスパ福岡で正GKの座を掴む。中村もまた14年のU-19アジア選手権に日本の守護神として出場し、国際経験を積んでいる。現在の試合勘においては中村に軍配が上がる。
ただし、ディフェンスラインとの連係面では櫛引に一日の長がある。今遠征では櫛引がU-22イエメン戦で先発し、中村がU-22ウズベキスタン戦で先発した。もっとも、U-22ウズベキスタン戦では59分から櫛引が途中出場しているため、櫛引が依然として正GKの一番手だろう。
また、今遠征には杉本大地も参加しているが、Jリーグでの試合経験、国際舞台での経験において櫛引、中村の後塵を拝するため、第3GKということになりそうだ。
取材・文:飯尾篤史(サッカーライター)
候補メンバー)順番は生年月日順
櫛引政敏(清水)
杉本大地(京都)
中村航輔(福岡)
最も無風地帯と思われていたGKの序列がここにきて、にわかに変化している。このポジションの第一人者として存在してきたのは、櫛引政敏だった。
12年のU-19アジア選手権では正GKとして日本のゴールマウスに立ち、清水では当時20歳のプロ3年目、13シーズン途中に正GKの座を掴んでおり、代表チームが結成された14年1月のU-22アジア選手権の時点ですでにJ1での試合経験を重ねていた。そのため、長らく不動の存在として君臨してきたが、15シーズンに入って清水での定位置を失ってしまう。
すると、入れ替わるようにして中村航輔が期限付き移籍したアビスパ福岡で正GKの座を掴む。中村もまた14年のU-19アジア選手権に日本の守護神として出場し、国際経験を積んでいる。現在の試合勘においては中村に軍配が上がる。
ただし、ディフェンスラインとの連係面では櫛引に一日の長がある。今遠征では櫛引がU-22イエメン戦で先発し、中村がU-22ウズベキスタン戦で先発した。もっとも、U-22ウズベキスタン戦では59分から櫛引が途中出場しているため、櫛引が依然として正GKの一番手だろう。
また、今遠征には杉本大地も参加しているが、Jリーグでの試合経験、国際舞台での経験において櫛引、中村の後塵を拝するため、第3GKということになりそうだ。
取材・文:飯尾篤史(サッカーライター)