ポイント3)過去に勝ったことのない相手だが、意識せず自然体で臨む。
日本とイングランドを比較すると、やはり経験と実績で日本の優位は動かない。しかし、日本はイングランドに対して過去2分け2敗と、いまだ勝利がない。さらに、優勝した前回大会でも唯一黒星を喫した相手がイングランドだった。
しかし、相性は悪い相手ながら、日本の監督・選手からネガティブな言葉は一切出てこない。「簡単な試合にはならないだろうが、苦手意識はない」と佐々木監督が話せば、川澄も「みんなも私も前回大会で負けている相手というのは意識しているところ。お互いにあの時のチームとは違うが、リベンジしたい」と、4年前と同じ舞台で対戦できることを、むしろ楽しみにしている様子だ。
DF熊谷紗希もイングランドとの対戦を前向きに捉えている。
「私もそこまで苦手意識はない。ここまで来たら昔の戦績は気にしない。準決勝が楽しみという気持ちの方が大きいし、緊張していつもどおりのプレーができないのは、なにかもったいない。だから決勝に進む前の相手に勝ち切ることに集中しながら、試合を楽しみたい」
そう明るい表情で話した。
過去の不利な戦績を持ち出して気にするのは我々メディアのみで、なでしこジャパンはあくまで自然体で重要な一戦を迎えるつもりでいる。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)
しかし、相性は悪い相手ながら、日本の監督・選手からネガティブな言葉は一切出てこない。「簡単な試合にはならないだろうが、苦手意識はない」と佐々木監督が話せば、川澄も「みんなも私も前回大会で負けている相手というのは意識しているところ。お互いにあの時のチームとは違うが、リベンジしたい」と、4年前と同じ舞台で対戦できることを、むしろ楽しみにしている様子だ。
DF熊谷紗希もイングランドとの対戦を前向きに捉えている。
「私もそこまで苦手意識はない。ここまで来たら昔の戦績は気にしない。準決勝が楽しみという気持ちの方が大きいし、緊張していつもどおりのプレーができないのは、なにかもったいない。だから決勝に進む前の相手に勝ち切ることに集中しながら、試合を楽しみたい」
そう明るい表情で話した。
過去の不利な戦績を持ち出して気にするのは我々メディアのみで、なでしこジャパンはあくまで自然体で重要な一戦を迎えるつもりでいる。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)