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豪州戦、4年前の成功を踏まえれば4-3-3がベスト! 肝になる中盤【アンカー+インサイドハーフ】の組み合わせは?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年10月12日

ボールを奪ったあとにゴールを決めるのは誰?

 そのうえで、日本はいい距離感を保ち、積極的に仕掛けていくことが肝心だ。「距離感が悪いとボールを失いたくないという気持ちが強くなり、セーフティな展開になってしまって怖さが出なくなる」と吉田も指摘していたが、まさに9月のオマーン戦(吹田)と前回のサウジ戦は悪循環の典型例。時間の経過とともにバックパスや不用意なボールロストが増え、苦しくなった。立ち位置や距離感の重要性についてはサウジ戦後に取材対応した冨安健洋(アーセナル)や長友らも口を揃えていた点。本来のリズムを取り戻せれば修正は可能と見ていい。
 
 あとは誰がゴールを決め切るかだ。
「前の選手が得点を採れていないので、そこが一番の(苦境の)原因」と絶対的1トップ・大迫自身も自戒を込めて口にしていたが、彼はガチガチにマークを受ける分、フリーになるのは難しくなる。その分、サイドでプレーするであろう伊東純也(ゲンク)や浅野がグイグイとゴールに迫るべきだ。今、最も期待されている古橋亨梧(セルティック)も今季の好調ぶりを発揮できれば、ゴールは奪えるに違いない。

 4年前の浅野、井手口のような勝利請負人になるのは一体、誰なのか……。やはり歴史を変えるのは、最終予選初参戦の若い世代だろう。先発濃厚の田中碧、古橋、オナイウ阿道(トゥールーズ)含め、「自分たちが流れを変えてやる」というギラギラした野心をピッチ上で表現し、埼玉スタジアムで勝利をもぎ取ってほしいものだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
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