強豪国との対戦機会の減少も代表戦が盛り上がらない要因に
「ネーションズリーグ」が始まったこともあって、日本代表が親善試合でヨーロッパの強豪と対戦することが難しくなり、ハイレベルの代表戦といえば南米のナショナルチームとの対戦くらいのものとなってしまった。これでは、代表戦も盛り上がらない。
アジアサッカー連盟(AFC)に働きかけて予選方式を変更し、韓国やオーストラリアのようなアジア域内の強豪同士の対戦を増やすなり、域外のアメリカやメキシコなどを巻き込んで「環太平洋選手権」のような枠組みをつくって代表戦の価値を上げていく必要があるだろう。
日本サッカー協会(JFA)とJリーグが協力して、“空洞化”に対抗するための策を講じる必要がある。
文●後藤健生(サッカージャーナリスト)
日本サッカー協会(JFA)とJリーグが協力して、“空洞化”に対抗するための策を講じる必要がある。
文●後藤健生(サッカージャーナリスト)