「WEリーグ初勝利、初ゴールをお届けしたい」
――その「プロサッカー選手になりたい」という夢を抱いたのは、いつなのですか?
小学生のころの文集に、「ワールドカップで優勝する!」か、もしくは「プロサッカー選手になる」のどちらかを絶対書いていました。学生時代にそうした質問があった時には、必ず、そう答えていました。
――ちなみに、男子サッカーの世界では「日本のサッカーと、海外のサッカーは違う」という意見もあります。WEリーグは、ヨーロッパようなスタイルを目指すべきなのか、それとも日本らしさを追求すべきなのか。この点については、どうお考えですか?
どちらにせよ、WEリーグは常に世界を意識するべきだと思います。もちろん、選手それぞれで、考え方は違うと思います。プロでプレーできればいいという考えもあるし、選手である以上は日本代表を目指す選手もいる。様々な選手を包括してプロリーグが形成されるのですが、私は常に世界を意識してリーグ戦を戦っていかなければいけないなと。
意識しなければ、もう一度、今、世界から注目されるようなチームになるというのは難しいと思うんです。常に世界を目指して、自分たちはチャレンジし続けなければいけないのではないかと考えています。
――プロリーグの設立というのは、世界に近づくためのカンフル剤になりうると思いますか?
個人的にはそうならなければならないと強く思います。WEリーグは、世界基準で戦い、日本サッカーの底上げに役立ち、日本代表選手が続々と選出される場所であってほしい。世界で戦えるチームになっていかなければ、女子サッカーが皆さんにもっと応援してもらえるスポーツにはならないと思うんです。
だからこそ、このプロリーグが始まる、WEリーグが始まるというのは、またなでしこジャパンが世界で輝くための最高のサポートになってほしいし、自分たち選手たちがそうしていかないといけないですね。
――そのWEリーグ開幕に向けて、各チームにおしゃれなユニフォームも発表されました。
INAC神戸のデザインは、コシノヒロコさんに考えていただいたのですが、他のチームはアパレルで有名なx-girl さんのプロデュースもあって、多種多様ですごいですよね。サッカーとは直接関係のないブランドさんの力を借りることで、今までサッカーに興味がなかった人の目にも止まるのかなという期待もあります。
――そして INAC神戸は9月12日、リーグの皮切りとなる開幕戦を戦います。
WEリーグ最初のゲームを戦えるというのは、とても自分たちはラッキーだなと思います! 例えば、リーグ初ゴールが INAC神戸の選手から生まれるかもしれない。歴史が生まれる瞬間というのをチームとしても見てほしいです。
私たちもアピールしていきたいですし、フロントスタッフの方々も、すごく動いてくれているので、INAC神戸は常にワクワクを提供できているという自負があります。選手としては、「WEリーグ初勝利」「WEリーグ初ゴール」というものを、みなさんにお届けしたいですね。
――そうなると「開幕戦スコアラー」と呼ばれた髙瀬選手の出番だと思うんですけれども。
何年か前までは、そういうこともありましたね(笑)。
――ここまで12年間で半分の6年、開幕戦でゴールしています。そしてデビューした年は、開幕戦に出場していませんが、デビュー戦の第2節でゴールしています。
開幕戦でゴールできると、シーズンを通して得点を重ねられるっていうイメージがありますね。ただ、それだけを意識せず、チームの勝利に貢献したいです。
――シーズンの始まりから活躍するためには、コンディションの維持と戦術理解が不可欠だと思いますが、どのような準備をするのですか?
コンディションはオフシーズンから仕上げられるように努めます。皆よりも“良い状態”を目指すのですが、INAC神戸はきっちり仕上げてくる選手が多いですね。
もちろん開幕戦スタメンを目指して、監督の考えを理解するために努力して、より積極的に身体を動かしていくつもりです。あとは、やはりFWなので結果を出せるかどうかも重要です。今のところ、自己評価では「良い状態」なので、開幕戦でゴールして勝利も掴めたら最高ですね。
後編に続く。
小学生のころの文集に、「ワールドカップで優勝する!」か、もしくは「プロサッカー選手になる」のどちらかを絶対書いていました。学生時代にそうした質問があった時には、必ず、そう答えていました。
――ちなみに、男子サッカーの世界では「日本のサッカーと、海外のサッカーは違う」という意見もあります。WEリーグは、ヨーロッパようなスタイルを目指すべきなのか、それとも日本らしさを追求すべきなのか。この点については、どうお考えですか?
どちらにせよ、WEリーグは常に世界を意識するべきだと思います。もちろん、選手それぞれで、考え方は違うと思います。プロでプレーできればいいという考えもあるし、選手である以上は日本代表を目指す選手もいる。様々な選手を包括してプロリーグが形成されるのですが、私は常に世界を意識してリーグ戦を戦っていかなければいけないなと。
意識しなければ、もう一度、今、世界から注目されるようなチームになるというのは難しいと思うんです。常に世界を目指して、自分たちはチャレンジし続けなければいけないのではないかと考えています。
――プロリーグの設立というのは、世界に近づくためのカンフル剤になりうると思いますか?
個人的にはそうならなければならないと強く思います。WEリーグは、世界基準で戦い、日本サッカーの底上げに役立ち、日本代表選手が続々と選出される場所であってほしい。世界で戦えるチームになっていかなければ、女子サッカーが皆さんにもっと応援してもらえるスポーツにはならないと思うんです。
だからこそ、このプロリーグが始まる、WEリーグが始まるというのは、またなでしこジャパンが世界で輝くための最高のサポートになってほしいし、自分たち選手たちがそうしていかないといけないですね。
――そのWEリーグ開幕に向けて、各チームにおしゃれなユニフォームも発表されました。
INAC神戸のデザインは、コシノヒロコさんに考えていただいたのですが、他のチームはアパレルで有名なx-girl さんのプロデュースもあって、多種多様ですごいですよね。サッカーとは直接関係のないブランドさんの力を借りることで、今までサッカーに興味がなかった人の目にも止まるのかなという期待もあります。
――そして INAC神戸は9月12日、リーグの皮切りとなる開幕戦を戦います。
WEリーグ最初のゲームを戦えるというのは、とても自分たちはラッキーだなと思います! 例えば、リーグ初ゴールが INAC神戸の選手から生まれるかもしれない。歴史が生まれる瞬間というのをチームとしても見てほしいです。
私たちもアピールしていきたいですし、フロントスタッフの方々も、すごく動いてくれているので、INAC神戸は常にワクワクを提供できているという自負があります。選手としては、「WEリーグ初勝利」「WEリーグ初ゴール」というものを、みなさんにお届けしたいですね。
――そうなると「開幕戦スコアラー」と呼ばれた髙瀬選手の出番だと思うんですけれども。
何年か前までは、そういうこともありましたね(笑)。
――ここまで12年間で半分の6年、開幕戦でゴールしています。そしてデビューした年は、開幕戦に出場していませんが、デビュー戦の第2節でゴールしています。
開幕戦でゴールできると、シーズンを通して得点を重ねられるっていうイメージがありますね。ただ、それだけを意識せず、チームの勝利に貢献したいです。
――シーズンの始まりから活躍するためには、コンディションの維持と戦術理解が不可欠だと思いますが、どのような準備をするのですか?
コンディションはオフシーズンから仕上げられるように努めます。皆よりも“良い状態”を目指すのですが、INAC神戸はきっちり仕上げてくる選手が多いですね。
もちろん開幕戦スタメンを目指して、監督の考えを理解するために努力して、より積極的に身体を動かしていくつもりです。あとは、やはりFWなので結果を出せるかどうかも重要です。今のところ、自己評価では「良い状態」なので、開幕戦でゴールして勝利も掴めたら最高ですね。
後編に続く。