久保・堂安の不在時に森保監督はどんな策を講じるのか
久保にしても、2019年6月のエルサルバドル戦(宮城)でAマッチデビューしてからの2年間で3度のレンタル移籍を繰り返し、何度も苦境に陥ったが、タフに生き抜く勝負強さを身に着けたのは大きい。そんなクラブレベルでの紆余曲折や成長も、東京五輪での好調につながっている。日本が53年ぶりのメダルを手に入れようと思うなら、彼らの活躍は必要不可欠な要素と言える。
1つ不安材料があるとすれば、堂安がイエローカード1枚をもらっていること。久保にしてもこの先、警告や怪我の可能性があるため、彼らの決定力と連動性だけに依存していればいいわけではない。
1つ不安材料があるとすれば、堂安がイエローカード1枚をもらっていること。久保にしてもこの先、警告や怪我の可能性があるため、彼らの決定力と連動性だけに依存していればいいわけではない。
6月以降の親善試合を見ても分かる通り、久保・堂安が揃っている時とそうでない時の攻撃陣の迫力や、得点へのバリエーションは明らかに異なる。森保監督も今のところ、相手の運動量が落ちてきた後半途中からしか、前田大然(横浜)や三笘薫(川崎)などのサブメンバーを投入していないが、どうしても主力と控え組では力の差が感じられる。それを極力少なくし、堂安と久保が1人だけピッチに立っている状態、あるいは両方不在の状態でもアグレッシブに戦えるように仕向けていくべきだ。
これは非常に難易度の高いテーマだが、森保監督は果たしてどんな策を講じるのか。ここで失敗すれば、9月から始まる2022年カタール・ワールドカップ最終予選にも影響しかねない。その采配にも注視しつつ、今後の戦いを見極めていきたい。
文●元川悦子(フリーライター)
【五輪代表PHOTO】U-24日本2-1U-24メキシコ|久保&堂安弾で2連勝! ボランチ遠藤は圧巻の存在感を披露
【五輪代表PHOTO】ど真ん中に蹴り込んだ!PKをしっかり決めた日本のNo.10、堂安律
【五輪代表PHOTO】開始6分に電光石火の先制ゴール!五輪2試合連続ゴールの久保建英!
【五輪代表PHOTO】U-24フランス4-3U-24南アフリカ|後半だけで計7ゴール!壮絶な打ち合いを制したのはフランス!
これは非常に難易度の高いテーマだが、森保監督は果たしてどんな策を講じるのか。ここで失敗すれば、9月から始まる2022年カタール・ワールドカップ最終予選にも影響しかねない。その采配にも注視しつつ、今後の戦いを見極めていきたい。
文●元川悦子(フリーライター)
【五輪代表PHOTO】U-24日本2-1U-24メキシコ|久保&堂安弾で2連勝! ボランチ遠藤は圧巻の存在感を披露
【五輪代表PHOTO】ど真ん中に蹴り込んだ!PKをしっかり決めた日本のNo.10、堂安律
【五輪代表PHOTO】開始6分に電光石火の先制ゴール!五輪2試合連続ゴールの久保建英!
【五輪代表PHOTO】U-24フランス4-3U-24南アフリカ|後半だけで計7ゴール!壮絶な打ち合いを制したのはフランス!