批判の標的となったモラタもハードワークは特筆に値
【FW】
アルバロ・モラタ
良くも悪くも今大会のスペインの主役だった。大会序盤はシュートの精度を欠き、批判の標的に。ファンの怒りは拡大し、家族にまで被害が及ぶほどだった。しかしその一方で、ファーストディフェンダーとしてプレスに奔走するなど泥臭い仕事を率先して行ない、ハードバークぶりは特筆に値した。イタリア戦におけるPK戦での失敗がチームの準決勝敗退に繋がったものの、その努力が実を結び、最終的に3ゴールをマーク。大会通算得点を6に伸ばし、スペイン人選手として歴代トップに躍り出た。
フェラン・トーレス
ルイス・エンリケ監督の信頼を得て、4試合でスタメンに出場。2得点・1アシストとフィニッシュの局面での貢献は光ったが、トータルで評価すると、そこまで効果的な働きを見せることはできなかった。
アルバロ・モラタ
良くも悪くも今大会のスペインの主役だった。大会序盤はシュートの精度を欠き、批判の標的に。ファンの怒りは拡大し、家族にまで被害が及ぶほどだった。しかしその一方で、ファーストディフェンダーとしてプレスに奔走するなど泥臭い仕事を率先して行ない、ハードバークぶりは特筆に値した。イタリア戦におけるPK戦での失敗がチームの準決勝敗退に繋がったものの、その努力が実を結び、最終的に3ゴールをマーク。大会通算得点を6に伸ばし、スペイン人選手として歴代トップに躍り出た。
フェラン・トーレス
ルイス・エンリケ監督の信頼を得て、4試合でスタメンに出場。2得点・1アシストとフィニッシュの局面での貢献は光ったが、トータルで評価すると、そこまで効果的な働きを見せることはできなかった。
ジェラール・モレーノ
ラ・リーガのスペイン人得点王という肩書きを引っ提げ大会に臨んだが、2試合のスタメン出場にとどまり、バックアッパーの域を出なかった。2アシスト、ポーランド戦でのPK失敗という結果は期待外れ。ミケル・オジャルサバル(★東京五輪に参戦)とチアゴ・アルカンタラも同様の評価で、ホセ・ルイス・ガヤはクロアチア戦で及第点のプレーを見せた。アダマ・トラオレはスロバキア戦で12分のみプレー。ディエゴ・ジョレンテ、ダビド・デ・ヘア、ロベルト・サンチェスは出番なしに終わった。
文●ラディスラオ・J・モレーノ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
ラ・リーガのスペイン人得点王という肩書きを引っ提げ大会に臨んだが、2試合のスタメン出場にとどまり、バックアッパーの域を出なかった。2アシスト、ポーランド戦でのPK失敗という結果は期待外れ。ミケル・オジャルサバル(★東京五輪に参戦)とチアゴ・アルカンタラも同様の評価で、ホセ・ルイス・ガヤはクロアチア戦で及第点のプレーを見せた。アダマ・トラオレはスロバキア戦で12分のみプレー。ディエゴ・ジョレンテ、ダビド・デ・ヘア、ロベルト・サンチェスは出番なしに終わった。
文●ラディスラオ・J・モレーノ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
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