2つの親善試合でチェックしたい重要ポイントは…
上記3人以外では、吉田麻也(サンプドリア)、冨安もボランチ経験がある選手。だが、森保監督が金メダルの大目標を課せられた自国開催の五輪の大舞台で、最終ラインの大黒柱2人を最近やっていないポジションで使うとは考えにくい。よほどのアクシデントが起きた時以外はセンターバック(CB)に固定するだろう。
となれば、やはり田中、板倉、中山の3人には遠藤が出ている時と同レベルのパフォーマンスを常時発揮できるように準備しておいてもらうしかない。遠藤不在時のボランチ陣のパフォーマンスは、U-24ホンジュラス戦、U-24スペイン戦(17日=神戸)の重要チェックポイントのひとつになるのではないか。
となれば、やはり田中、板倉、中山の3人には遠藤が出ている時と同レベルのパフォーマンスを常時発揮できるように準備しておいてもらうしかない。遠藤不在時のボランチ陣のパフォーマンスは、U-24ホンジュラス戦、U-24スペイン戦(17日=神戸)の重要チェックポイントのひとつになるのではないか。
ただ、彼自身が言うように、本当に遠藤が6試合をフル稼働してくれれば、こんな不安も杞憂に終わる。金メダルという偉業を果たすにはそういう運も必要なのかもしれない。いずれにせよ、今回の五輪で遠藤航を中心としたボランチ陣に託されるものは少なくない。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
取材・文●元川悦子(フリーライター)