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【喜熨斗勝史の欧州戦記|第3回】セルビアから見たジャパン評は「面倒くさい相手」。選手も「日本代表のパスの回し方は勉強になる」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2021年06月21日

我々も厳しいワールドカップ欧州予選を勝ち抜かないといけない

 それが叶うのは、もしかしたら両国がカタール・ワールドカップ出場を決めたあとになるかもしれない。そのためには我々も厳しいワールドカップ欧州予選を勝ち抜かないといけません。

 今、私はEURO2020を視聴しながら同組のポルトガル代表の分析などを進めています。ドイツ代表がどう崩したのか(ポルトガル代表に4-2勝利)を含めて、セルビア代表スタッフ陣と共有しています。11月15日に予定されている欧州予選最終節のポルトガル戦は、ワールドカップ出場を決する大一番にしないといけない――。そんな強い覚悟と自覚を持ってオフの期間を過ごし、同予選再開に向けて準備していきます。

――◆――◆――
 
PROFILE
喜熨斗勝史
きのし・かつひと/1964年10月6日生まれ、東京都出身。日本体育大卒業後に教員を経て、東京大学大学院に入学した勤勉化。プロキャリアはないが関東社会人リーグでプレーした経験がある。東京都高体連の地区選抜のコーチや監督を歴任したのち、1995年にベルマーレ平塚でプロの指導者キャリアをスタート。その後は様々なクラブでコーチやフィジカルコーチを歴任し、2004年からは三浦知良とパーソナルトレーナー契約を結んだ。08年に名古屋のフィジカルコーチに就任。ストイコビッチ監督の右腕として10年にはクラブ初のリーグ優勝に貢献した。その後は“ピクシー”が広州富力(中国)の指揮官に就任した15年夏には、ヘッドコーチとして入閣するなど、計11年半ほどストイコビッチ監督を支え続けている。
指導歴
95年6月~96年:平塚ユースフィジカルコーチ
97年~99年:平塚フィジカルコーチ
99年~02年:C大阪フィジカルコーチ
02年:浦和フィジカルコーチ
03年:大宮フィジカルコーチ
04年:尚美学園大ヘッドコーチ/東京YMCA社会体育保育専門学校監督/三浦知良パーソナルコーチ
05年:横浜FCコーチ
06年~08年:横浜FCフィジカルコーチ(チーフフィジカルディレクター)
08年~14年:名古屋フィジカルコーチ
14年~15年8月:名古屋コーチ
15年8月~:広州富力トップチームコーチ兼ユースアカデミーテクニカルディレクター
19年11月~12月:広州富力トップチーム監督代行
21年3月~: セルビア代表コンディショニングコーチ

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