【チェルシー｜採点・寸評】
チーム　７
数少ない決定機を見事にモノにしたあとは３-４-３のシステムで硬い守備ブロックを構築し、シティの枠内シュートをわずか１本に抑えるなど、ほぼ決定機を作らせず。盤石の試合運びで優勝を勝ち取った。
 
[GK]
16　エドゥアルド・メンディ　6.5
シティの枠内シュートは１本だけだったこともあり、セービング面での見せ場は少なかったが、ビルドアップ面でチームに貢献。42分の得点の起点となるフィードはお見事だった。
 
[DF]
28　セサル・アスピリクエタ　７
ジェームズやカンテと共に右サイドで堅固な守備ブロックを構築。出るべきところとカバー入るべきところ判断がいつも通り的確で穴らしい穴はほとんどなかった。
 
６　チアゴ・シウバ　６（39分OUT）
出場している間は安定した守備を見せたが、39分に筋肉系のトラブルで悔しい負傷交代となってしまった。
 
２　アントニオ・リュディガー　７
27分のフォデンのシュートを、身体を投げ出して止めて、この試合最大のピンチを防いだ。デ・ブルイネと激しく接触し相手のエースを負傷交代に追いやってしまったが、その後も動じず集中した守備を披露した。
 

[MF]
24　リース・ジェームズ　７
８分にスターリングに裏を取られるものの、後ろから追いつき冷静にストップ。その後もそのイングランド代表アタッカーのドリブル突破を完全に止めるなど力強さを感じる守備を90分間継続した。

MAN OF THE MATCH
７　エヌゴロ・カンテ　7.5
52分に見せた後方からのデ・ブルイネへの完璧なタックルをはじめ、中盤のフィルターとして機能。シティのチャンスを次々に潰した。30歳になっても変わらない絶大な存在感を見せつけた。
 
５　ジョルジーニョ　6.5
攻撃では着実にボールを繋ぎつつ、守備面では的確なカバーリングで貢献。強度が高い試合の中で、大きなミスはなく良い意味で目立たなかった。

21　ベン・チルウェル　７
マハレズに対してタイトにマークすることで相手に全く仕事をさせず。攻撃では42分の得点シーンをはじめ、幾度もマウントらと見事なコンビネーションを見せた。

29　カイ・ハベルツ　７
得点シーンでは、得意のスペースランニングで抜け出し、少ないチャンスを決めきった。他にも73分には良い持ち上がりで決定機を演出するなど、持ち味を遺憾なく発揮して結果も残した。
 
19　メイソン・マウント　７（80分OUT）
攻撃では周りと連携しながらボールを持ち運び、守備でもハードワーク。得点の場面では正確なロングレンジのスルーパスでアシストを記録した。