[チャンピオンズ・リーグ決勝]マンチェスター・シティ０－１チェルシー／5月29日／ドラゴン

【マンチェスター・シティ｜採点・寸評】
チーム　５
前半からポゼッションで上回るも、チャンスの数では劣る展開に。序盤から左SBジンチェンコの裏を狙われ、ヴェルナーに何度も好機を迎えられるも、なんとか凌いだ。27分にフォデンが絶好機を阻まれると、リズムがより相手に傾いていく。失点後、後半はフェルナンジーニョを投入し、中盤が安定するも、最後までいつもの創造性は戻らなかった。

［GK］
31　エデルソン　5.5
さすがの反応で好セーブを何度か見せたが、失点シーンは飛び出しの決断が曖昧だったか。得意のフィードも精度にばらつきがあった。

［DF］
５　ジョン・ストーンズ　５
緊張からか、試合開始からポジショニングが不安定で、対応で後手に回る。失点シーンではマウントに寄せきれず、スルーパスを出された。

３　ルベン・ディアス　６
風格あるプレゼンス。ボックス内で相手の突破を阻み、最終ラインの裏のボールにはスピードで対応した。フィードはややずれ気味だったか。

11　オレクサンドル・ジンチェンコ　5.5
組み立て時はダイヤモンドの左MFに入り、巧みな動きを見せたが、ハベルツの得点を直近で許した責任を感じたからか、敗北後は涙に濡れた。

２　カイル・ウォーカー　５
対面するチルウェルに手を焼いた印象。失点シーンでも、その敵左WBとマウントに翻弄され、スルーパスを許した。クロスの精度もいまひとつだった。

【動画】見事な抜け出しからGKを冷静にかわす！ハベルツの決勝ゴールはこちら

［MF］
８　イルカイ・ギュンドアン　５
アンカーで先発起用され、いつもより前に出る回数が減った。後半のマハレズのクロスを目前でクリアされ、その後はゲームメイクも雑になった。

47　フィル・フォデン　5.5
初の檜舞台に終始、表情が硬かった。カンテやT・シウバのマークに苦しみ、27分の好機はリュディガーに阻まれた。輝いたのは、後半に中央からパス交換で抜けた場面くらいか。

20　ベルナルド・シウバ　4.5（64分OUT）
中盤でカンテやジョルジーニョに気圧され、存在感が希薄だった。よくない時の丁寧にプレーしすぎる姿が、決勝で出てしまったのは残念。