• トップ
  • ニュース一覧
  • 「悪者に仕立て上げられている」久保所属のヘタフェ指揮官が“暴力的”との批判に猛反論!「新戦力がフィットせず…」【インタビュー】

「悪者に仕立て上げられている」久保所属のヘタフェ指揮官が“暴力的”との批判に猛反論!「新戦力がフィットせず…」【インタビュー】

カテゴリ:海外日本人

エル・パイス紙

2021年05月15日

「相手を蹴り飛ばすように指示する監督なんていない」

――執拗に追い回されているという意識はありますか?

「いいや、わたしは監督という仕事を楽しんでいる。だからそういったことを考えている暇はない。もっとメディア受けするクラブで監督をしていたら、批判もここまで辛辣ではないかもしれない。そもそもわたしは万人受けする人間ではないしね。ちょっと残念なのは、チーム全員でこれほどのことを成し遂げながら、まったく状況が変わらないことだ。

 今シーズンは開幕前から嫌な予感はあった。望まなかった選手が退団し、新戦力は期待通りにチームの戦術にフィットしなかった。選手たちに相手を蹴り飛ばしたり、ファウルをしたりするように指示する監督なんて存在するはずがない。(ビセンテ)デル・ボスケが率いていたチーム(マドリーやスペイン代表)にはボールを扱える選手がたくさんいた。わたしもそんなチームを率いることができれば、自ずとファウルの数も少なくなるはずだ。ポゼッション率が上がれば、ファウルをするのは相手チームになるからね」
 
――ヘタフェの試合を見ていると、限界までプレーする選手が少なくありません。アグレッシブさが度を越してしまうと、監督の指示も無関係ではないと考えるのは自然なことではないでしょうか?

「チームとしてハイプレス戦術を掲げる以上、ハードワークや身体を張ったプレーは不可欠だ。アプローチが遅れてファウルを犯してしまうことだってある。ただそれと故意にファウルをすることと混同してほしくない。慎重にプレーする。ボールへのアプローチを素早くする。遅れた場合でもできるだけ自制する。無駄なファウルをしない……。わたしのメッセージはむしろその逆なんだ」

インタビュアー●エンリケ・オルテゴ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
 
【関連記事】
「なぜ久保建英に出番を与えないのか」ヘタフェ指揮官は直球質問に何と答えた?「並外れた選手だが…」
「勝手にバンバン進めてるけど…」内田篤人が浅野拓磨の退団騒動に懸念!「トルコ、大丈夫?」
「19歳じゃ、ちょっと早いかな」内田篤人が久保建英のアーセナル移籍に持論!「他のチームやリーグでできなくなっちゃうよ」
「タケは全ての資質を備えていた。ただ…」久保建英が“苦悩した”ビジャレアル時代を元同僚ペドラサが語る【独占インタビュー/前編】
「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ