肝は「ポゼッション」と「個の打開」のメリハリ
そんな宇佐美だからこそ、自らのプレーはもちろん、チームとしてピッチ上で何が表現されているかを見極めて、何をすべきかのビジョンをしっかりと頭の中に描くことができている。
「今年はキャンプからボールをしっかり保持したなかで攻撃していくというテーマを持ってやっています。ただ、そこに意識が行き過ぎて、ボールが“パスで動くだけ”になっている部分は、(0-2で敗れた直近の)名古屋戦で感じていました」
改善策としては、局面や要所で個の打開を増やすことだ。「ボールを保持しているのは、個で打開しやすいように、そういう局面を多く作れるように保持しているわけで」と宇佐美は言う。自身も含めて、もっとトライすべきだと考えている。
「2、3人抜けってことではなくて、たとえばバイタルのところで受けて、ファーストタッチでひとり剥がすことも、小さな打開。そういう局面でのちょっとした打開が連続して生まれてくれば。
自分もパスでボールを動かすだけでなく、打開するプレーを入れていくことで、数的優位もどんどん作れる。それはチームメイトにも伝えていきたいし、打開や突破が増えてくれば、またもっと違う迫力あるスピーディな攻撃になっていくと思う」
「今年はキャンプからボールをしっかり保持したなかで攻撃していくというテーマを持ってやっています。ただ、そこに意識が行き過ぎて、ボールが“パスで動くだけ”になっている部分は、(0-2で敗れた直近の)名古屋戦で感じていました」
改善策としては、局面や要所で個の打開を増やすことだ。「ボールを保持しているのは、個で打開しやすいように、そういう局面を多く作れるように保持しているわけで」と宇佐美は言う。自身も含めて、もっとトライすべきだと考えている。
「2、3人抜けってことではなくて、たとえばバイタルのところで受けて、ファーストタッチでひとり剥がすことも、小さな打開。そういう局面でのちょっとした打開が連続して生まれてくれば。
自分もパスでボールを動かすだけでなく、打開するプレーを入れていくことで、数的優位もどんどん作れる。それはチームメイトにも伝えていきたいし、打開や突破が増えてくれば、またもっと違う迫力あるスピーディな攻撃になっていくと思う」
5月2日に予定されているセレッソ大阪とのダービーでは、課題の攻撃面でレベルアップした姿を見せられるか。手堅い守備はチームの強みである一方、攻撃は今ひとつ、力強さを欠いているのが現状だ。
「攻撃に出ていく時に、もっと人がどんどん溢れ出てくるような枚数のかけ方をしないといけない。押し込んだなかで、良い立ち位置で、個人での打開やコンビネーションを増やしていかないと、相手を怖がらせるような攻撃はできないと思う」
G大阪と同様、堅実な守備力には定評あるC大阪に勝つためにも、どれだけ厚みのある攻撃を繰り出せるかはひとつのポイントになる。ボールを握れる展開となれば、相手の堅い守備を前に攻めあぐねるような状況になっても、焦れずに、集中力を切らさずに、ポゼッションと個の打開のメリハリをつけながらゴールをこじ開けたい。
「攻撃に出ていく時に、もっと人がどんどん溢れ出てくるような枚数のかけ方をしないといけない。押し込んだなかで、良い立ち位置で、個人での打開やコンビネーションを増やしていかないと、相手を怖がらせるような攻撃はできないと思う」
G大阪と同様、堅実な守備力には定評あるC大阪に勝つためにも、どれだけ厚みのある攻撃を繰り出せるかはひとつのポイントになる。ボールを握れる展開となれば、相手の堅い守備を前に攻めあぐねるような状況になっても、焦れずに、集中力を切らさずに、ポゼッションと個の打開のメリハリをつけながらゴールをこじ開けたい。