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「長州のレヴァンドフスキ」の異名取る17歳から清武弘嗣が太鼓判押す21歳アタッカーまで。若き才能が各地でアピール!

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2021年02月08日

清武が「今、一番際立っている選手」と太鼓判を押すアタッカー

王者・川崎から徳島に新天地を求めた宮代。ゴール量産で飛躍したい。写真:元川悦子

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 続いてJ1勢。昇格組の徳島ヴォルティスでは王者・川崎フロンターレからレンタル移籍してきた宮代大聖に目が行く。平川と同じ2017年U-17W杯組であり、もともと最前線を主戦場とする彼だが、4日のセレッソ大阪戦では4-2-3-1の右サイドハーフでプレー。局面を打開する仕事に挑んでいたのだ。

「こっちに来て、前線でいろんなポジションをやってます。右もフロンターレでは少しやりましたけど、またサッカーも違うし、やりたいことも違うので、新しいチャレンジになりますけど、自分の幅を広げるために頑張りたい」と本人も闘争心をむき出しにした。

 高校3年だった2018年のプロ契約から4年目。今回が2度目のレンタルになるが、2019年に半年間プレーした山口ではJ2リーグで2得点という結果に終わった。昨季川崎でもリーグ戦1得点と物足りない結果が続くだけに、今季は徳島の救世主としてゴールを量産したいところ。「右をやることにはなると思うけど、目に見える結果を出したいし、得点という形でチームに貢献したい。目標は二桁です」と語気を強める20歳のFWのブレイクが待たれる。

C大阪の21歳MF中島。キャンプでは主将の清武も太鼓判を押す調子の良さだ。写真:元川悦子

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 徳島と4日に対戦したセレッソでは、アルビレックス新潟からレンタルバックした21歳の中島元彦が光っていた。2本目から4-4-2の左サイドハーフで出場し、清武弘嗣の得点場面にも絡むなど、ドリブルの力強さと前への推進力に磨きがかかった印象だ。キャプテン・清武も「元彦はホント、イキイキしてますし、今、一番際立っている選手」と太鼓判を押していた。

「今年はチャンスをもらえてるんで、生かす生かさないは自分次第。ゴールとアシストが大事になります」と攻撃姿勢を鮮明にする中島だが、新潟へ行って守備面も自信を得た。「サイドにいると、ひとりが守備できなかったら崩されていくし、U-23の時に大熊(裕司監督)さんに『守備をしなさい』と口うるさく言われていたことが生きたかな」と笑うが、J1で活躍しようと思うなら攻守両面でのハードワークは不可欠。その重要性を頭に叩き込んで戻ってきた男には、かつて20歳前後でブレイクした香川真司(PAOK)や柿谷曜一朗(名古屋)らの道を歩んでほしい。

【J1】各チームの2021年シーズン予想フォーメーション
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