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「長州のレヴァンドフスキ」の異名取る17歳から清武弘嗣が太鼓判押す21歳アタッカーまで。若き才能が各地でアピール!

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2021年02月08日

広島、鹿島で飛躍を誓う2年目のアタッカーたち

昨季は2得点・3アシストの結果を残した荒木。今季はさらなる躍進を見せるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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広島で2年目を迎える鮎川。熾烈なポジション争いを通して成長を見せたい。写真:徳原隆元

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 昨季4位だったセレッソより少し下の8位に終わった広島だが、城福浩監督体制3年目の今季はタイトルの可能性が少なからずある。その起爆剤として期待されるのが、プロ2年目の鮎川峻。6日の松本との練習試合でも1・2本目に2トップに入り、青山のパスを隔日に決める仕事をしてみせた。

「今、一番伸びてる選手ですし、彼自身もチャンスを掴みに行ってる最中なんで、それを手助けしたいし、彼の守備っていうのは非常に自分らも助かっている。守備から攻撃っていう形が峻の良さ。続けて行ってほしいですね」と青山も前向きにコメントしていたが、彼のような若い戦力が大きく伸びるかどうかが広島の成否を左右する。ジュニオール・サントスら外国人FWの動向に注目が集まりがちだが、やはり佐藤寿人のような日本人FWが生まれてこそ、広島らしさが出る。19歳の点取り屋の一挙手一投足が楽しみだ。

 最後に常勝軍団の鹿島。昌平高から加わった須藤直輝や小川優介、ユース上がりの船橋佑ら期待の若手が数多くいる中、今季が勝負のシーズンになりそうなのが、2年目の荒木遼太郎だろう。

 2020年は内田篤人以来の開幕デビューを果たし、26試合・2得点(J1)という結果を残したが、「試合を重ねていくうちに100%のパフォーマンスを出せないことが多くなった。分析されるようになり、相手の強くなって、思い通りのプレーができなくなった。自分としては悔しい年になりました」と悔恨の念を抱いたという。

 それだけに、今季はプロの壁を乗り越え、昨季をはるかに上回るパフォーマンスが求められる。U-19代表の内田コーチからも「ミスを恐れずどんどん仕掛けていけ」と言われる通り、大胆に前へ出ていくことができれば、自ずから数字もついてくる。和泉竜司や須藤らライバルのひしめくサイド競争を制することもできるはずだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
 
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