【主な日本人欧州組の前半戦通信簿|DF&GK編】最高点は“冨安超え”の23歳DFに! 吉田、長谷部、長友、川島らベテラン勢で評価を上げたのは?

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月31日

全試合フル出場で「ズウォーレの秘密兵器」と評されたのは?

左から菅原、植田、際、松原。オランダとベルギーでプレーする守備者だ。 (C)Getty Images、STVV

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ファン・ウェルメスケルケン・際(ズウォーレ/オランダ)――70点(よくやった)
【2020-21シーズン成績】
エールディビジ=14試合・0得点・2アシスト
オランダ・カップ=1試合・0試合・0アシスト


 全試合フル出場で前半戦を終えた。ウイングバックのように右サイドライン際をアップダウンし、ビルドアップで落ち着きを発揮しながら、アタッキングサードでは相手の脅威になり続けた。とりわけ、11月28日のVVV戦のアシストは圧巻。自陣で相手ボールを奪ってから60メートルの長駆ドリブルでチャンスを作った。「際はズウォーレの秘密兵器」という声もあがるほど、チームにとって欠かせない存在になっている。

 守備に改善の余地をまだまだ残し、スタミナ切れでプレスバックが疎かになる時間帯もある。それでも、現時点では攻撃面での長所が勝っている。

菅原由勢(AZ/オランダ)――60点(及第点の出来)
【2020-21シーズン成績】
エールディビジ=9試合・1得点・1アシスト
オランダリーグ2部=3試合・0得点・0アシスト
ヨーロッパリーグ=3試合・0得点・0アシスト
チャンピオンズ・リーグ予選=2試合・0得点・0アシスト


 11月までは出場機会に恵まれず苦しい時期を過ごしたが、12月のパフォーマンスと結果にフォーカスすれば、70点に値するプレーを見せた。高速循環でボールを回すAZの中でも、ビルドアップ時に披露するボール扱いの落ち着きやアイデア、実行力は高いレベルにある。

 攻撃参加では単騎突破に改善の余地があるが、味方との呼吸を合わせながらスペースを突くことでゴールとアシストを記録。その活躍がチームの復調の時期と重なったことも心象がいい。2021年はノルウェー代表の右SBヨナス・スベンソンとの本格的な競争の年になる。

安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)――70点(よくやった)
【2020-21シーズン成績】
リーガNOS=9試合・0得点・0アシスト
ポルトガル・カップ=1試合・0得点・0アシスト
 

 第3節のスポルティング戦で今季初スタメンに抜擢されると、そこから8試合連続で先発出場。そのうち7試合でフル出場を果たし、完全にレギュラーの座を射止めた。左右のSBを器用にこなすマルチな能力は、戦力層が厚くないチームで重宝されている。
 
 とはいえ、チームは残留圏まで1ポイント差ながらリーグ最下位と低迷。それだけより結果が求められる後半戦は、ゼロに終わったアシストなど攻撃面での貢献にも期待したいところだ。
植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)――40点(やや不満が残る)
【2020-21シーズン成績】
ベルギー・リーグ=8試合・0得点・0アシスト


 開幕直後は7試合中6試合にフル出場する上々のスタートだった。しかし、連勝が途切れ、チームの調子が下降気味になったところから外れるようになった。現在5人いるCB陣の中で序列は、ジャン・マルスラン、ジェレミ・タバレルに続く3番手。しかし、親クラブのモナコの資本やルートを使って、活きの良い若手が次々に迎え入れる多国籍チームであるセルクルは、ルール上控えにベルギー人選手を置く必要があり、植田が押し出されるケースが多い。12月半ばのアンデルレヒト戦では、後半から出た直後にファインプレーもあっただけに、競争に打ち勝ちたいところだ。

松原后(シント=トロイデン/ベルギー)――40点(やや不満が残る)
【2020-21シーズン成績】
ベルギー・リーグ=5試合・0得点・1アシスト

 
 チームに本職の左SBがいなかったこともあり、1月に即戦力として加入した。今季は第2節のアンデルレヒト戦で初先発。チームは1-3で敗れたものの、得意の左足でアシストを記録するなど、攻撃面で非凡なものを見せ、しばらくの間レギュラーに定着した。

 しかし、敵のサイドアタッカーに対し、なかなか懐に飛び込めず後退りを繰り返してしまうなど守備が課題となり、個の力を発揮しきれず。緊急補強したリベラト・カカーチェが第7節にレギュラーの座をつかんで以降、招集メンバーからも外れてしまった。12月26日のスタンダール・リエージュ戦で久々にベンチ入り。シーズン後半で巻き返せるか。
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