今季中の“高校デビュー”は?「チャンスが全くないわけではない」と監督
山本は今後、中学生のカテゴリーでプレーしつつ、在学中の“高校デビュー”が目標となる。指揮官も「本人も高校生の試合に出るつもりでいますし、チャンスが全くないわけではない」と、飛び級での活躍に太鼓判を押す。かつて柴崎岳(デポルティーボ・ラコルーニャ)や松木は中学生でAチームの公式戦に出場した。山本もそうした偉大な先輩たちの系譜を辿れるか。
「中3で玖生さんはプレミアリーグEASTの最終節に出場していました。自分も今年のスーパープリンスリーグに出たい」と意気込む有望株は現状に満足していない。今季中のデビューを目指し、さらなる高みを目指すつもりだ。
青森山田中の優勝で幕を閉じた今大会。修徳中や静岡学園中にもキラリと光る才能を見せた選手がおり、チーム強化の面でも大きな意味があった。実際に静岡学園中の岡島弘高監督も、「全国レベルのチームと試合が行なえて、Bチーム同士のトレーニングマッチも含めていろんな選手がゲームを経験できました。こういう大会で全部員を強化できたので、本当にありがたかった」と大会の意義を実感したという。
今回は3チームの参加となった。来年以降も大会の継続を考えており、さらなる発展を見据えている。“コロナ禍”で生まれた新たな取り組みが、今後の中体連を支える大会になる可能性は十分にあるはずだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【PHOTO】2020年の高校サッカー界を彩る主な注目選手を写真でチェック!~北海道・東北編
「中3で玖生さんはプレミアリーグEASTの最終節に出場していました。自分も今年のスーパープリンスリーグに出たい」と意気込む有望株は現状に満足していない。今季中のデビューを目指し、さらなる高みを目指すつもりだ。
青森山田中の優勝で幕を閉じた今大会。修徳中や静岡学園中にもキラリと光る才能を見せた選手がおり、チーム強化の面でも大きな意味があった。実際に静岡学園中の岡島弘高監督も、「全国レベルのチームと試合が行なえて、Bチーム同士のトレーニングマッチも含めていろんな選手がゲームを経験できました。こういう大会で全部員を強化できたので、本当にありがたかった」と大会の意義を実感したという。
今回は3チームの参加となった。来年以降も大会の継続を考えており、さらなる発展を見据えている。“コロナ禍”で生まれた新たな取り組みが、今後の中体連を支える大会になる可能性は十分にあるはずだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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