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【J2採点&寸評】東京V1-1町田|痛み分けの試合でひと際輝いたのは?“J2再開第1号”を決めた…

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2020年06月28日

町田――深津は抜群のリーダーシップを発揮

【警告】東京V=なし 町田=奥山(44分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】平戸太貴(町田)

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【チーム採点・寸評】
町田 5.5
早々に先制点を取った後は、やや相手の後手に回った。終盤までよく耐えていたが、最後の最後で崩れる。リスクをかけてでも2点目を取りに行きたかった。

【採点・寸評】
GK
1 秋元陽太 6
深津とともにチームメイトに90分間、声をかけ続け、堅守構築に貢献。だからこそ後半アディショナルタイムのPKでの失点が悔やまれる。

DF
2 奥山政幸 6.5
スピードのある小池の突破をことごとくストップし、相手の攻撃の選択肢をひとつ削った。時折見せるオーバーラップも効果的だった。

4 水本裕貴 6
ベテランらしく、常に冷静に振る舞い、相手のアタッカーに対応。1対1でかわされることはほとんどなかった。

5 深津康太 6.5(90分OUT)
終始声を切らすことなく、チームの守備ブロックの強度を保った。圧倒的にボールを支配されながらも終盤まで焦れなかったのは、このディフェンスリーダーがいたからだろう。

22 小田逸稀 5.5
奈良輪だけでなく、井上や山下らの飛び出しへの対処に苦心。全体的に寄せが遅れていた印象だった。
 
MF
8 ジョン・チュングン 6
無理をせずに味方にボールを預けて、前線に飛び出していく判断が秀逸。目立たないながらも効いていた。

14 吉尾海夏 6(83分OUT)
切れ味鋭くサイドからえぐってエリア内に侵入し、チャンスメイク。ドリブルの回数が増えれば、もっと相手から警戒される存在になったはず。

18 髙江麗央 4.5(90+2分OUT)
ボールを持てば冷静に左右のサイドに振り分け、攻撃のリズムを構築しようと試みた。しかし、最後のPK献上は痛恨だった。

25 佐野海舟 5.5
ハイポジションでは素早いボール回収能力を見せた一方で、リトリート時には寄せても寄せてもなかなかボールを奪えず、苦しんだ。
 
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