番記者選定「J1・クラブ別歴代最高プレーヤー」。選ばれし18名の顔ぶれは?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2020年06月01日

鳥栖の歴代最高は豊田ではなく…

仙台の10番として長年活躍した梁。ファン・サポーターから愛された選手のひとりだ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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<清水エスパルス>
澤登正朗(MF/所属期間:1993~2005年)
 クラブ創設時から主力として活躍し、9年もの間、10番を背負った。クラブ最多得点者で99年チャンピオンシップでの直接FK弾など伝説も数多く。皆が認めるミスター・エスパルスだ(選者/前島芳雄=スポーツライター)

<北海道コンサドーレ札幌>
ウィル(FW/所属期間:2001、2003年)
 同じFWではエメルソンらも候補だが、所属した01年にJ1得点王に輝いたこの男はパワー、技術、速さ、戦術眼のすべてを備えていた。総合力で言えばナンバー1のタレントだろう。(選者/斉藤宏則=フリーライター)

<大分トリニータ>
高松大樹(FW/所属期間:2000~2010年、2012~2016年)
 16シーズンを大分で過ごし、出場数、得点数はいずれもクラブ歴代トップで、大分が獲得したタイトル3つにすべて選手として携わった。“ミスター・トリニータ”と呼べる唯一のプレーヤーだ。(選者/柚野真也=フリーライター)

<ベガルタ仙台>
梁勇基(MF/所属期間:2004~2019年)
 04年に練習生からプロ契約を勝ち取り、瞬く間に主力へと成長。06年から在籍最終年の19年まで「10番」を背負い続けた。正確なキックと献身性で、長年チームを支えたバンディエラだ。(選者/板垣晴朗=フリーライター)

<サガン鳥栖>
赤星拓(GK/所属期間:2007~2018年7月)
 インパクトなら豊田だが、この守護神をチョイス。福岡大から加入すると、J1昇格を目指し、誰よりも熱くプレー。昇格決定後にミックスゾーンで流していた感動の涙を、今も忘れられない。(選者/荒木英喜)

<横浜FC>
山口素弘(MF/所属期間:2005~2007年)
 チーム誕生の起源を持つ横浜Fで主将を務めた男は、06年のJ1初昇格に貢献。引退後に監督として三ツ沢へ戻ってきたことは、クラブの、そしてJリーグの歴史を感じさせた。(選者/二本木昭=フリーライター)

構成●サッカーダイジェスト編集部

※『サッカーダイジェスト』2020年6月11・25合併号より転載。

【詳細情報】2020年6月11.25日合併号

5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名が“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選出!第2特集ではJ1・J2全クラブの“歴代最強チーム”なども紹介している。

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