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【藤本淳吾は今どうしている?|前編】ガンバ、京都を契約満了。「“ゴール”は見えている」

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年05月03日

「長く現役を続けていれば、いずれあること」

昨季の栗原勇蔵(中)の引退セレモニーに榎本哲也(右)とともに駆けつけた。同学年のふたりは現役を退いたが、藤本(左)は「もうちょっとやりたかった」と現役続行を決意。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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――31節の岡山戦で戦列復帰してからは着実に出場数を増やして、移籍後初先発となった34節の鹿児島戦は1-0の完封勝利に貢献。シーズンの終盤戦はサッカーを楽しめただろうし、改めて自分の実力を再確認できたのでは?
「走力的には劣る部分があったかもしれないけど、技術的な部分では、ね。余裕も感じながらプレーできた」

――とはいえ、途中出場がほとんどで、ベンチに座ったまま試合を終えることも。もう少し、ピッチに立ちたかったと思うけど?
「でも、チームにもいろいろと事情はあっただろうし、偉そうなことを言うつもりもなければ、なぜ自分を使ってくれないんだとか、そういう気持ちもなかった。不貞腐れた態度を取るなんて、絶対にダメだってこともよく分かっているから」

――19年シーズンを終えて、いくつかの選択肢があったと思うけど、結果的に京都ともレンタル元のG大阪とも契約を満了。そこはどういう判断で?
「選択肢というか、実際はガンバも、京都も契約満了が事実なわけで。だから、さてどうしようかな、みたいな状況だった」
 
――これまでのキャリアの中で、そういう状況は初めてだと思うけど?
「でも、長く現役を続けていれば、いずれあることだし。もちろん、そうならない選手もいるけど」

――一時的に所属なしとなって、その時の心境は?
「清水から名古屋、名古屋から横浜、横浜からガンバ、去年のガンバから京都もそうだけど、これまでは『ここに行く』と決断して移籍してきた。でも今回は自らが望んだ退団ではないから、残留するという選択肢もなかった。(同年代で横浜の栗原)勇蔵が引退したように、毎年何人か引退する選手がいるなかで、さて自分はどうするか、と」

――昨季最終節の栗原勇蔵の引退セレモニーでは、同じく同学年の榎本哲也(元横浜など)とともに花束を贈呈。その榎本も昨季限りで現役を退いた。仲の良いふたりの引退は、自身にどう影響した?
「素直に、残念だなと思いましたね。まだできるはずだけど、勇蔵は横浜愛を貫いた結果だろうし、テツにはテツの事情があるだろうし。じゃあ自分はどうするのかと考えた時、もうちょっと現役を続けたいという気持ちがあった」
 
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