「ヒデさんのインテリジェンスにも惹かれる」
――2列目の右サイドは、中村俊輔選手です。
「CKとかFKとか、セットプレー1本で試合を決められる選手。あの左足で多くのチャンスを作ってくれますし、そういう存在はチームに絶対に必要ですから」
――ちゃんとチームとして11人を選んでいただいた。
「そこは、もちろん(笑)。けっこう悩みましたよ」
――中盤の底はダブルボランチ。ひとりは、ドゥンガです。
「味方を鼓舞したり、チームを引き締められる選手ですよね。クレバーというか、献身的なプレーでも頼りになる」
――もうひとりは、中田英寿さん。
「ドリブルが速くて、スルーパスも出せて、戦える。なんでもできるし、場面ごとに何が必要かを瞬時に考えられるインテリジェンスにも惹かれます」
――両SBは左に相馬直樹さん、右は酒井宏樹選手です。
「日本代表や鹿島でのプレーを見ても、相馬さんのあの上下動は本当に凄い。酒井選手は、クロスの質が抜群。受け手として“ここに欲しい”というところに合わせてくれるイメージです」
――GKは、現在は横浜のGKコーチでもある松永成立さんですね。
「GKの練習を見ていても、すごく熱い方ですし、選手を成長させる指導力は素晴らしいと思います。プレーヤーとしては、GKについてはどう表現していいか難しいのですが、セービングもコーチングも、まさに盤石の一言ですね」
――松永コーチ、シンプルに「怖い」印象です。
「怖いっすね(笑)。でも、普段はすごく優しいですよ。オンとオフをしっかりと分けている。とにかく、熱い。ボス(横浜のアンジェ・ポステコグルー監督)も感情をあらわにして選手たちを勇気づけてくれますが、シゲさんも負けず劣らず、試合の時は“スイッチ”が入る感じです」
――今回の企画では、監督もひとり選んでいただきたいのですが?
「選ぶならボスですが、これだけのメンバーが揃えば、監督は必要ないかな、と。この11人は、自分たちで考えてサッカーができるはずだし、むしろボスを丸め込んでしまうぐらい個性も強い(笑)。同じぐらい強烈な存在感を放つボスの良さが消されてしまうのも嫌なので、監督はなしでお願いします!」
――では、監督はなしで(笑)。この11人はどんなサッカーをピッチ上で見せてくれますか?
「アグレッシブに、攻撃的に、ですね。ワシントンが前でゴリゴリ行って、パワープレーでも迫力を出せば、嘉人さんが果敢に裏に抜け出す。そこに、イニエスタ選手や俊さんがラストパスを通す。俊さんのFK、ヒデさんのロングシュートやミドルシュートもある。相馬さん、酒井選手の両サイドは正確なクロスで決定機を演出。井原さんと佑二さんの2CBは堅い守りを見せつつ、セットプレーでは得点源にもなる。どんな形からでも点が取れる人選と配置。エキサイティングで、見ていてワクワクするようなサッカーを見せてほしいですね!」
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※『サッカーダイジェスト』2020年5月14・28合併号より転載。一部、加筆・修正。
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――ちゃんとチームとして11人を選んでいただいた。
「そこは、もちろん(笑)。けっこう悩みましたよ」
――中盤の底はダブルボランチ。ひとりは、ドゥンガです。
「味方を鼓舞したり、チームを引き締められる選手ですよね。クレバーというか、献身的なプレーでも頼りになる」
――もうひとりは、中田英寿さん。
「ドリブルが速くて、スルーパスも出せて、戦える。なんでもできるし、場面ごとに何が必要かを瞬時に考えられるインテリジェンスにも惹かれます」
――両SBは左に相馬直樹さん、右は酒井宏樹選手です。
「日本代表や鹿島でのプレーを見ても、相馬さんのあの上下動は本当に凄い。酒井選手は、クロスの質が抜群。受け手として“ここに欲しい”というところに合わせてくれるイメージです」
――GKは、現在は横浜のGKコーチでもある松永成立さんですね。
「GKの練習を見ていても、すごく熱い方ですし、選手を成長させる指導力は素晴らしいと思います。プレーヤーとしては、GKについてはどう表現していいか難しいのですが、セービングもコーチングも、まさに盤石の一言ですね」
――松永コーチ、シンプルに「怖い」印象です。
「怖いっすね(笑)。でも、普段はすごく優しいですよ。オンとオフをしっかりと分けている。とにかく、熱い。ボス(横浜のアンジェ・ポステコグルー監督)も感情をあらわにして選手たちを勇気づけてくれますが、シゲさんも負けず劣らず、試合の時は“スイッチ”が入る感じです」
――今回の企画では、監督もひとり選んでいただきたいのですが?
「選ぶならボスですが、これだけのメンバーが揃えば、監督は必要ないかな、と。この11人は、自分たちで考えてサッカーができるはずだし、むしろボスを丸め込んでしまうぐらい個性も強い(笑)。同じぐらい強烈な存在感を放つボスの良さが消されてしまうのも嫌なので、監督はなしでお願いします!」
――では、監督はなしで(笑)。この11人はどんなサッカーをピッチ上で見せてくれますか?
「アグレッシブに、攻撃的に、ですね。ワシントンが前でゴリゴリ行って、パワープレーでも迫力を出せば、嘉人さんが果敢に裏に抜け出す。そこに、イニエスタ選手や俊さんがラストパスを通す。俊さんのFK、ヒデさんのロングシュートやミドルシュートもある。相馬さん、酒井選手の両サイドは正確なクロスで決定機を演出。井原さんと佑二さんの2CBは堅い守りを見せつつ、セットプレーでは得点源にもなる。どんな形からでも点が取れる人選と配置。エキサイティングで、見ていてワクワクするようなサッカーを見せてほしいですね!」
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※『サッカーダイジェスト』2020年5月14・28合併号より転載。一部、加筆・修正。
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