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鹿野淳が“金J”を突撃取材!川崎フロンターレと音楽フェスの相関関係、そしてSHISHAMOとの「理想的な蜜月」とは?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

2019年04月25日

サッカーも音楽フェスもリピーターや地元愛が肝に。

一番のお気に入りだった「まぜタン」を食す鹿野氏。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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――サッカークラブと音楽フェスという軸で見た時に、なにか共通点を感じるところはありますか?
 
「Jリーグクラブと音楽フェスの全国の散らばり具合って、かなり類似点があると思う。キーワードは地元感、つまりはローカリズムだよね。音楽フェスってスターが出れば人が集まるけど、逆に言えばそうじゃないと厳しくなる。毎年、桑田佳祐さんやMr.Childrenがそのフェスに出るわけじゃないからね。そうなると、このフェスには毎年参加するというリピーターを作ることが命題だし、地元の人達に『ウチの街にはこのフェスというお祭りがある』って思ってもらうものを生み出さなきゃいけない。それと一緒でサッカークラブも、『自分の街に愛するクラブがある』ってストーリーが作れるかが大事になるよね。毎週末のスタジアム観戦が日常化する環境作りが求められる」
 
――たしかにJクラブにとって究極の理想は、イニエスタやトーレスがいなくてもスタジアムがいつも埋まることですよね。スター選手ではなく、クラブに価値を見出してもらうという意味で。
 
「間違いないね。その意味ではJリーグは、もちろんイニエスタや外国人スター選手がいるにせよ、かなりローカリズムを大事にしている印象がある。音楽フェスを運営している側としては、かなり参考になっています。『VIVA LA ROCK』も今年で6回目だけど、少しずつ定着を感じているんだよね。嬉しいことにお客さんのリピーターが増えたし、浦和レッズや所沢ビールとか地元のクラブや企業からコラボレーションのお声がけをいただいたりとかね」
 
――その「地元クラブ」という意識を高める施策の一環としてフロンターレは、西城秀樹さんやSHISHAMOなど川崎と縁のあるアーティストやタレントを試合に呼ぶなど積極的に動いてきました。
 
「クラブと地元愛を結び付けるって意味では、本当に素晴らしい。今たぶん東京と大阪以外って、どれだけ地元から人が逃げないかが大きな課題になっていて。それは埼玉でさえそうなんだよね。だから地元の中からヒーローが出てきたリ、クールなもの、熱狂できるものを生み出さなきゃいけない。それはサッカーでも音楽でもいいと思う。日本人は世界的に見ても郷土愛が強いほうだから、何かキッカケさえあれば人は地元に残っていく。例えばウチのフェスでも、“the telephones”や“凛として時雨”、“ACIDMAN”とか埼玉出身のアーティストのライブって、すごく盛り上がるんだよね。彼らも彼らで、『埼玉のフェス』という誇りや気概を体現するプレイを見せてくれる。それが埼玉県民の中で『俺らはダサイタマじゃない』、『自分もバンドやろうかな』みたいな空気を生むし、引いては地域貢献にも繋がっていくと思うんだよね」
 
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