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鹿野淳が“金J”を突撃取材!川崎フロンターレと音楽フェスの相関関係、そしてSHISHAMOとの「理想的な蜜月」とは?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

2019年04月25日

日本のスタ飯が充実する理由とは?

鹿野氏が絶賛した「まぜタン」(写真上)、「シュラスコ」(写真下左)、「かわさき塩ちゃんこ」(写真下右)。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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――全体的には、やはり肉が強いですよね。
 
「間違いないね。音楽フェスもここ2、3年は圧倒的に肉社会。鮎の塩焼きとか屋台映えする魚系の食べ物もあるけど、骨をどうするかとか色々な問題があって、やっぱり難しいんだよね、きっと。でも、やっぱり肉って値段が高いんだよ。正直に言って、『この薄切り肉のこの枚数で800円?』みたいなものも少なくない。それと比較すると等々力のシュラスコ屋さんは、500円であの満足感が得られるのはすごいなと。もうほんとビバブラジル!だね」
 
――ヨーロッパのスタジアム飯は、いまだにフィッシュ&チップスやサンドイッチ、ホットドックなど定番もので、しかも低クオリティーの食べ物が幅を利かせていますよね。その意味で日本はかなり充実していると思います。なぜなんでしょうか?
 
「まず大前提として、日本は食べ物に対する価値観が高いから、基本的にどのジャンルもクオリティーが高い。例えばイタリア料理でも、そりゃあイタリアが一番美味しいけど、その次にくるのがたぶん日本だよね。それはフランス料理でも中華料理でも同じだと思う。場合によっては本国よりも確実に美味しいと現地の人が本気で言うんだから、根本的に相当なもんなんだと思う。そのバックボーンが、回転率とか食べやすさが求められるスタジアム飯にも影響していると思う」
 
――なるほど。ヨーロッパの場合、スタジアムに行く前後で食事をするみたいな考え方もありますよね。
 
「そう。ヨーロッパは日本よりもスタジアム周辺の飲食店が充実しているしね。イギリスには良いパブがたくさんあるし、イタリアもそれなりのレストランがあったりするよね。だからスタジアムに行く前後に腹を満たすみたいな文化がある。今年の年始にサンティアゴ・ベルナベウ(レアル・マドリーの本拠地)に行ったんだけど、やっぱり周辺にちょっと高めなレストランがあって、そこは試合前も終わった後もけっこう賑わっていたよ。ポルトガルとかも含めてヨーロッパはショッピングモールなどが併設されているスタジアムも増えているよね。それと比べると日本は、スタジアム周辺まで巻き込むところまでいってないから、必然的にスタジアムでご飯を食べる文化ができていて、クラブ/スタジアム側もクオリティーが高いものを用意しようとしていると思うな。つまりそこには今後の課題とか、サッカーをもっと街の文化にするという課題も残っているとは思うね」
 
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