• トップ
  • ニュース一覧
  • 微妙だったエムバペとグリエーズマンの関係も問題なし! W杯時より“華麗”な世界王者フランスの現在地 【現地発】

微妙だったエムバペとグリエーズマンの関係も問題なし! W杯時より“華麗”な世界王者フランスの現在地 【現地発】

カテゴリ:ワールド

結城麻里

2019年03月28日

フットボールとは人生と同じ。だからこそ――。

現役時代から見せていた類まれなカリスマ性をいかんなく発揮しているデシャン監督。50歳の指揮官の下、レ・ブルーは強いまとまりを見せている。 (C) Getty Images

画像を見る

 とはいえ『L'Equipe』は、2人のパス交換数(エムバペからグリエーズマンが12本、グリエーズマンからエムバペが5本)を示しながら、「彼らは礼儀を示し合った」という見出しで、別の記事も掲載した。

 そのなかで筆者のダミアン・ドゥゴール記者は、「かなりハッキリ言えば、良い共有関係は見られなかった。ただ、78分からは全てが加速した」と、エムバペの得点後からチームも変化したと指摘する。

 そして、「彼らの連係は、本当にまだ改善の余地がある。しかも、その連係が本当にナチュラルになったときには、将来的にもっと敵を苦しめることができる」と結論づけ、期待を寄せた。

 いまのところ、フランスはシステムもスピリットも、ワールドカップの状態を維持している。ピッチのリーダーであるグリエーズマンと20歳の怪童エムバペの関係も、指揮官ががっちりと掌握して手綱を引いている。

 そうしたチーム状況を加味すれば、同グループ最強のライバルとみられるトルコさえ撃破できれば、まずEURO2020本大会へは問題なく進出できるだろう。

 ただ、フットボールは人生と同じだ。「成功のなかでこそ、人は最悪の馬鹿をやる可能性がある」(デシャン監督)。そして、それさえなければ「祭りは続く」(『L'Equipe』1面)のだ。

取材・文●結城 麻里 Text by Marie YUUKI
【関連記事】
「これを見て!」 南米テレビ局が中島翔哉のプレーを絶賛!! 彼らの心を掴んだのは得点場面ではなく…
韓国代表エースの挑発行為にコロンビア・メディアが怒り心頭!「呆れたジェスチャー!」「自らの成果を台無しに」
【現地発】「MBAPPE」の正しい読み方。エムバぺ? ムバッペ? ンバぺ?
フランスで“珍事”! サッカー好きの夫婦が子どもに「グリエーズマン・エムバペ」と命名するも…
「ロナウドが憎くてしょうがない。でも…」グリエーズマンが“天敵”への熱き想いを告白!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ