【独占インタビュー】近賀ゆかり&大野忍 名門アーセナルで感じたこと

カテゴリ:日本代表

内藤秀明

2014年09月26日

A・サンチェスのプレーが印象的でした――大野

アーセナル・レディースは歴代最多12回のリーグ優勝を誇る名門だ。 (C) Getty Images

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――ところで、アーセナルの男子の試合を生観戦したそうですね。感想は?
近賀「開幕戦(クリスタル・パレス戦)と、(マンチェスター)シティ戦に行きました。シティとの試合は良かったですね。アーセナルはシティに対しても、後ろからしっかり組み立てて、攻撃の形を作っていました。勉強になりました」
 
大野「感想を言葉で説明するのは難しいです。行かなきゃ分かんないでしょうね。観客もプレーも凄かった。なんか、サポーターも試合に入っていますよね。自分たちも一緒にピッチに立っているというか、そんな感覚で応援しているんだなって感じました。ゴールが決まったら、アウェーチームのサポーターを挑発するし、とにかく凄かった(笑)」
 
――シティ戦では、他に印象的なプレーはありましたか?
近賀「シティもアーセナルも、崩しにしても、シュートにしても、ペナの中で落ち着いてプレーできるのがすごい。それを強く感じました」
 
大野「サンチェスのプレーが印象的でした。オフ・ザ・ボールの動きがとても巧みで。テレビには映らない、そうした動きが見られるのは勉強になります。生観戦は(得るものが)デカかった。ポジショニングそのものも、相手をはがす駆け引きも、どっちも巧かった。参考になりますね。自分もあんなふうにすれば、ここではもっとうまくプレーできるのかなって。これは、自分の一番の課題でもありますね」
 
――最後に今後の目標を。
近賀「もうすぐシーズンは終わりますけど、シュートの意識はもっともっと高めたいなと思います。ここで一番学んだことなので。あとは、カップ戦のタイトルが残っているので、それは絶対に獲りたいです」
(※編集部・注/リーグ最終戦は10月16日。アーセナルは残り3試合で勝点17の4位で、首位チェルシーとは勝点6差)
 
大野「ここでないとできない体験を、いましているなってそんな実感があります。フィジカル面で収穫がありましたし。今後、それをリーグ戦や代表戦で活かしていきたいと思います」
 
取材・文:内藤秀明
 
近賀ゆかり(きんが・ゆかり)/1984年6月10日生まれ、神奈川県横浜市出身。2003年に日テレ・ベレーザに入団、11年にINAC神戸へ移籍し、2014年2月にアーセナル・レディースへ。今シーズンの成績は10試合で無得点(9月26日現在)。05年にデビューしたなでしこジャパンでは、11年女子ワールドカップ優勝、12年ロンドン五輪銀メダルに貢献した。
 
大野忍(おおの・しのぶ)/1984年1月23日生まれ、神奈川県座間市出身。1999年に日テレ・ベレーザで一軍デビュー。11年にINAC神戸へ移籍し、12年12月にフランスのリヨンへ。その後、ASエルフェン狭山(現ASエルフェン埼玉)を経て、今年2月にアーセナル・レディースへ移籍。今シーズンの成績は8試合で無得点(9月26日現在)。代表デビューは2003年で、11年女子ワールドカップ優勝、12年ロンドン五輪銀メダルに貢献した。
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