【森保ジャパン最新序列】11月シリーズで評価を高めたのは?株を大きく上げたのは若きCB

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年11月21日

中島、堂安、大迫、南野への依存度が増す

キルギス戦では途中出場から森保ジャパンでの初ゴールを決めた中島。質の高いプレーを見せた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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【サイドハーフ】
中島翔哉/◎堂安律/△原口元気/△伊東純也
 
 11月シリーズを通して見えたのは、やはり中島と堂安が欠かせない戦力ということだ。ベネズエラ戦で攻撃を牽引したふたりは、後半途中から出場したキルギス戦でも躍動。中島は2試合で1ゴール・1アシストの活躍を見せ、堂安もキルギス戦で中島の得点をお膳立てするなど、キレのある動きを見せた。
 
 一方で彼らに代わる人材を見出すことはできなかった。原口はキルギス戦で直接FKを決めたが、GKのセーブミスであったため納得がいかない様子で、伊東も2度の決定機をモノにできず。ともに試合後には悔しそうな表情を浮かべた。
 
 中島、堂安に大迫と、南野を加えたカルテットは森保ジャパンの看板と言えるが、そこに原口、伊東らの能力をどう絡めるか。アジアカップに向けて早急に解決しなくてはいけない課題だろう。
 
【2トップ】
大迫勇也/◎南野拓実/△杉本健勇/△北川航也
 
 中盤2列目と同様にこちらも大迫と南野への依存度が増した印象だ。ベネズエラ戦では途中出場し、キルギス戦では先発した杉本と北川は、ゴールには絡んだものの、ストライカーとして得点という結果は残せず。大迫、南野にとって代わるようなパフォーマンスを見せられたとは言い難い。
 
 今シリーズでは鹿島の鈴木優磨が怪我で招集を辞退したが、今後、新たな人材を登用するのか。ニューカッスルの武藤嘉紀ら試しておきたい選手はいるだけに、指揮官の選択に注目だ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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