年内の代表活動はキルギス戦でフィニッシュしたが、監督の仕事は終わらない。試合後、取材に応じた関塚隆技術委員長が森保一監督の今後の予定について言及した。
 
「ひとつみなさんに報告というか、この週末から僕と監督を含めて、ヨーロッパに視察に行く予定です。行先等はまた追って、ということになりますけど、ヨーロッパの選手たちの状況を見に行ってきます」
 
　この“欧州行脚”は、「どこかのタイミングで、ということもあったので。決定したのは、１週間か10日前ぐらいですかね」とのこと。「今回は呼んでいない選手のところにも行くことはある、という認識でいいのか？」との報道陣の質問に対しては、「限られたところですけど、そのへんのところも含めての視察ということです」と話した。
 
　その候補には、森保ジャパンでは未招集の香川真司や乾貴士、久保裕也、宇佐美貴史、武藤嘉紀なども含まれているのか。
 
　期間については「そんなには長くはいけませんけど。週末（のゲームを）２回、っていうぐらいですかね」とのことで、通常のトレーニングにも足を運ぶ予定だという。
 
　来年１月のアジアカップに向け、さらなる戦力拡充も視野に入れているだろう森保監督が、誰をチェックしに行くか気になるところだ。
 
取材・文●広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）

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