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【セルジオ越後の天国と地獄】もしポジションが取れなければ、レベルの合うクラブに移ればいい

カテゴリ:特集

週刊サッカーダイジェスト編集部

2014年08月07日

レベル停滞のJリーグ。こんな内容では、アギーレを唸らせられない。

今のJ1は実力伯仲と言えば聞こえがいいが、その実どこも勝負弱く、決め手に欠いている。(C) SOCCER DIGEST

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 J1リーグはいよいよ後半戦に入った。レッズが7試合連続無失点を記録し、いよいよ「強いレッズ」の復活かと思っていたら、2試合続けて引き分けて、首位の座をサガンに明け渡してしまった。
 
 フロンターレが4連勝を飾り、逞しくなってきたかなと思ったら、レイソルに1-4の大敗を喫してしまった。サガンの健闘には拍手を送りたいけど、全体を見渡せば、ワールドカップが終わって待ちに待ったJ1の再開なのに、ワクワクするような材料があまり見当たらない。
 
今回のワールドカップがきっかけで、Jリーグに足を運んだ人もいるだろう。けれど、今のJリーグに彼らの足を何度もスタジアムに運ばせるだけの魅力があるだろうか。
 
 もちろん、サポーターの応援やスタジアムの雰囲気に、最初のうちは魅了され、興奮もするだろう。サポーターの熱は、Jリーグが誇れるもののひとつだからね。でも、肝心のピッチの中はどうかな。2回目、3回目と足を運ぶうちに、彼らもあまりレベルが高くないということに気づくんじゃないかな。
 
 考えてみれば、それも当然だ。代表クラスの選手たちが次々とヨーロッパに旅立ち、この夏も柿谷、原口、田中が移籍していった。でも、その代わりとなる若手の台頭はない。南野にしても今シーズンはまだノーゴール。また、ビッグネームの獲得もなし。フォルランも不調で、セレッソは残留争いに巻き込まれている。
 
 先月にはJ1のレベル低下を証明するように、天皇杯の2回戦でヴィッセルが関西学院大、アントラーズがソニー仙台、ベガルタが奈良クラブに敗れている。今のJ1が実力伯仲の大混戦で面白いリーグというのはまやかしで、どこも勝負弱く、決め手を欠いている。
 
 こんな状況では、日本代表の新監督を唸らせることはできないだろう。逆にアギーレには歯に衣着せぬ鋭いコメントで、J1のレベルや問題点を指摘してもらいたいぐらいだ。
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