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【セルジオ越後】“ロシア組”復帰の10月シリーズには東京五輪世代をもっと呼ぶべきだった

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2018年10月07日

結果と育成の最適なバランスを見つけたい

負傷中の香川だが、11月シリーズでの復帰もあるか? するとロシア・ワールドカップとあまり変わらないメンバー構成になる恐れも。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 確かに来年1月には覇権奪回が求められるアジアカップが控えているだけに、実績のある選手を呼び戻し、チーム作りを進めたいとの森保監督の考えは理解できる。

 ただ10月の対戦相手はパナマとウルグアイだ。ウルグアイはスアレスの来日こそ難しそうだが、カバーニや、ゴディンら、主力メンバーで臨んでくる見通しだ。それだけに、日本もベストなチームで挑み、世界における自分たちの立ち位置を探りたい。一方、ウルグアイより実力が劣るパナマ戦では、若い選手をテストしても良かったのではないか。
 
 繰り返しになるが、アジアカップまでの準備期間が限られるなか、難しい舵取りを求められる。ただ、所属クラブで出場機会を掴めずにいる吉田や柴崎を呼んだ点も、選考基準としてはあやふやだった。

 今後の顔ぶれ次第では「ロシア組を優遇している」と揶揄される恐れもある。もしかしたら11月シリーズでは香川や乾の復帰もあるかもしれない。すると、代表引退した長谷部や、本田、川島らを除く、変わり映えしないメンバーがピッチに立つ可能性もある。
 
 世代交代が求められているのに、アジアカップを平均年齢の高いチームで戦っては意味がない。結果と育成のバランスを取るのは難しいと思うが、森保監督には確かな手腕を見せてもらいたい。
 
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