日本代表23人の新たなる戦い――夏の去就動向&ポジション争いを読む

カテゴリ:日本代表

週刊サッカーダイジェスト編集部

2014年07月16日

柿谷に続く海外移籍の筆頭候補は齋藤!?

ヴォルフスブルクからのオファーが舞い込んだ齋藤。クラブ間での金銭面の折り合いがつけば、一気に交渉が進展するか。 (C) SOCCER DIGEST

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齋藤 学(MF)/横浜
「ヴォルフスブルクとの交渉は一時ストップの状態」
 ワールドカップでは出番のなかった齋藤だが、大会前からヴォルフスブルクが獲得に乗り出していた。ただし、現在は交渉が一時ストップしている状態。移籍金の折り合いがついていないようで、交渉の行方が気になるところだ。ヴォルフスブルクのほか、ブンデスリーガの複数のクラブがリストアップしているようだ。
 
吉田麻也(DF)/サウサンプトン(ENG
「新指揮官の就任で転機のシーズンに」
 サウサンプトンはポチェティーノ監督が退任し、新指揮官にフェイエノールトからロベルト・クーマンを招聘。ロブレンとフォンテのCBコンビに移籍の噂が浮上し、昨シーズンは控えに甘んじた吉田の序列が大きく変わる可能性がある。とはいえ、クーマン新監督がCBに新戦力を補強する可能性は十分にあり、いずれにしても指揮官へのアピールが必要だ。
 
岡崎慎司(FW)/マインツ(GER
「2シーズンぶりのEL出場に照準」
 5年間クラブを率いたトゥヘル監督がチームを去り、ヒュルマンドを迎える政権交代があったが、攻撃的で素早い切り替えを基本とするスタイルは継承されるだろう。現在までに新戦力の獲得はなく、攻撃陣の補強の噂も聞こえてこない。実績を考えても岡崎にかかる期待は大きい。本人にとって2シーズンぶりのヨーロッパリーグ(EL)出場が大きなモチベーションとなるはずだ。
 
川島永嗣(GK)/スタンダール(BEL
「CL予備選からの出場が移籍に向かわせる?」
 スタンダールの首脳陣は、来年6月に切れる契約の更新を望んでいるものの、川島本人は移籍の可能性を示唆する。ポイントはCLで、川島が引っかかっているのはスタンダールが予選からの出場だということ。本戦出場権を持つクラブから魅力的なオファーがあれば、あるいは……。
 
酒井宏樹(DF)/ハノーファー(GER
「ライバルの影は見当たらず、スタメン濃厚」
 元アメリカ代表のチェランドロが引退し、レギュラー争いに敗れたライトラルもレンタル元へ戻った。今のところ補強の噂もなく、開幕から酒井宏が右SBを務める可能性が高い。1対1の対応などで守備面では十分なパフォーマンスを見せているだけに、攻撃面での貢献度アップで、指揮官の信頼を確固たるものとしたい。
 
酒井高徳(DF)/シュツットガルト(GER
「積極的なプレーで新監督にアピールしたい」
 06‐07シーズンにシュツットガルトをドイツ王者に導いたアルミン・フェーが新監督に就任。酒井高にとって最初のタスクは、この指揮官の信頼を勝ち取ることだ。オーストリア代表の右SBクラインが加わり、昨シーズン終盤と同じくまずは左SBでの起用が多くなりそうだ。残留争いの中で周囲に気を遣いすぎてしまった昨シーズンを反省し、加入当初のような積極的なプレーでアピールしたい。
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