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サッカー界の「ファーストペンギン」――本田圭佑の新たな挑戦には"裏ミッション"があるのかもしれない

カテゴリ:日本代表

吉田治良

2018年08月16日

二足の草鞋どころか、三足、四足を履きこなさなくてはならないが…

サッカー選手として次の目標に置いたのは、2020年の東京五輪だ。(C)Getty Images

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 そのうえで、Aリーグでおよそ3億円と言われる年俸に見合った結果を残し、なおかつFIFAランク166位のカンボジア代表の強化にも着手しなくてはならない。言うまでもなく、世界を股にかけるビジネスも疎かにはしないだろう。
 
 二足の草鞋どころか、三足、四足を履きこなさなくてはならないが、それでも高い目標を打ち立て、あえて自分自身にプレッシャーをかけるのが、これまでも、これからも変わらない本田流の生き方だ。
 
 勝算は、きっとあるに違いない。ゲームにも常に100%の状態で臨む彼のことだ。運を天に任せ、闇雲に海へ飛び込むような真似はしないだろう。
 
 初采配は、9月10日に予定されているマレーシア戦。まずは「本田監督」のお手並み拝見といこう。
 
文●吉田治良(スポーツライター)
 
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