【総体】熱中症対策は十分だったか?主催者やJFA、各チームが講じた施策と効果

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2018年08月20日

大きなアクシデントはなかったが、選手が過酷な環境に置かれていたのは間違いない

炎天下で応援を続けたベンチ外の選手たち。日陰も限られており、厳しい環境だった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 熱中症のリスクを極力避けるべく、今大会の試合開始時間を暑さが和らぐ夕方にする案もあったそうだが、三重県高体連サッカー専門部の副委員長の濵地丈弘氏によると、「三重県の気候は夕刻が雷雨になり易い」という側面も踏まえて見送ったという。今大会は雷や雨によって、午前中のゲームが試合時間の変更や一時中断を余儀なくされていた。
 
 7日間で35分ハーフの戦いを6試合行なうインターハイ。今大会は選手に大きなアクシデントは起こらなかった。とはいえ、選手たちが過酷な環境に置かれたのは間違いなく、1週間で6試合というハードスケジュールも含めて、再検討していく必要がありそうだ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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