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【セルジオ越後】森保監督に求められるのはリーダーとしての自覚。周囲との衝突を恐れるべきじゃないよ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2018年08月08日

人材難には苦しむはずだ

ロシア・ワールドカップではまたもベスト16の壁を越えられず。今後は世代交代が必要になる。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 20年の東京五輪、22年のカタール・ワールドカップに向けて、最初の山となるのは、来年1月のアジアカップだ。
 
 ベスト8で敗退した前回大会の屈辱を晴らしたいが、世代交代を進めるために若いメンバーで臨むべきとの声もある。でも、出場するからには優勝あるのみ。世代交代は喫緊の課題だが、無理をして若い選手を組み込むべきではないと思う。
 
 そもそも今の東京五輪世代に、すぐにA代表に引き上げたい選手はいない。強いて挙げるならオランダで奮闘している堂安くらいだが、彼もヨーロッパでの2年目で、どんな結果を残せるか分からない。
 
 要するに“兼任監督”だからといって、以前のトルシエのようにすぐにA代表に若い選手を引き上げられるとは限らないということだ。当時とは状況が違う。あの頃は黄金世代と呼ばれた小野、高原、稲本ら即座にA代表で試せるタレントが揃っていた。そういう意味ではトルシエは良い時に監督を務めたと言えるよね。
 
 逆に森保監督は、人材難に頭を悩ますだろう。まずは9月から11月に組まれているA代表としての6つの親善試合で、多くの選手をテストできるか。そこから自分が理想と考えるメンバーを編成し、アジアカップに挑んでもらいたい。
 
 世代交代は早急には進まないはずで、周囲からは批判されるかもしれない。それでも、森保監督にはリーダーとして毅然と、自らが信じる道を進んでもらいたい。
 
 
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