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金田喜稔がコロンビア戦を斬る!「よく勝った! だけどゲーム運びは拙く課題は山積みだ」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2018年06月20日

影の功労者と言えるのは…

攻守によく走った原口。その献身的なプレーはチームを助けた。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

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 この試合のMVPは決勝ゴールを奪った大迫だろう。冷静にPKを決めた香川の働きぶりも見事だった。ただ、影の功労者として原口も推したい。
 
 彼は決定機に絡んだわけではない。でもコロンビアのリズムになりかけた時に一番、身体を張っていた。決して足を止めずに相手のサイドアタックに対応し、ピンチを未然に防いだ。周囲から称賛されるのは大迫や香川だが、貢献度では原口が一番だったと思う。相当に頑張っていたし、改めて存在価値を証明したよ。原口なくしてこの日の勝利はなかったと言っても過言ではない。
 
 さて日本とコロンビアの一戦のあとには、同じグループのセネガルとポーランドのゲームが行なわれ、セネガルが2-1で勝った。クオリティの高い選手が規律を持って戦っていたセネガルは相当に手強い相手だなという印象を受けたよ。
 
 今の調子を考えれば、力はコロンビアより上かもしれない。日本は第2戦でそのセネガルと対戦するが、苦戦するはずだ。
 
 鍵は試合までの4日間でコンディションを整えられるかだろう。コロンビア戦では柴崎が負傷交代したし、岡崎ら本調子とは言えない選手もいる。彼らの回復具合がポイントになるだろう。
 
 振り返れば1996年のアトランタ五輪で日本代表を率いた西野監督は、グループリーグで2勝しながら、得失点の差で決勝トーナメントに進めなかった。その時は初戦でブラジルを破るマイアミの奇跡を起こしたが、劇的な勝利を挙げた点では今回と少し似ている。西野監督はあの時の経験をチームに伝えられるはずだし、ぜひとも雪辱を果たしてほしい。


【データで見る】コロンビア×日本|詳細マッチスタッツ
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