【横浜】リスキーな攻撃サッカーを支える「腹をくくってやり切れるか」という覚悟

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2018年05月01日

“腹をくくった”横浜は、何度でも這い上がる

今季から横浜を率いるポステコグルー監督。結果が出ないなかでも、アタッキングフットボールを貫き、チームを生まれ変わらせようとしている。写真:田中研治

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 下位に低迷していても、志半ばで軌道修正するつもりはない。選手全員が“自分たちのサッカー”に確かな自信、手応えがあるのだろう。鹿島戦で、ルーキーながらリーグ戦初スタメンを飾った18歳の山田康太が、チーム状態について語る。
 
「アップの時から、雰囲気も良かったし、みんなもそう言っていました。ベンチとか、上から見ていた時と比べて、今日の試合は一番、一体感があったのかなって。自分が言うのもあれですけど(笑)。チームとして、みんなが声を掛け合って、戦えていた」
 
 なかなか勝てずに、焦りがあったのかもしれない。それでも、進むべき道を踏み外すようなことはなかった。方向性を見失わず、掲げるスタイルを疑わず、信念を貫いてきた。その意味で鹿島戦の勝利は大きい。この先も躓くことがあるかもしれないが、「とりあえず、やるしかない」(飯倉)と“腹をくくった”横浜は、何度でも這い上がってくるはずだ。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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