いかにドリブルのスピードを落とさず、ゴールまで走り切れるか。
──昨年9月22日のポルトとのアウェーゲームで決めたゴールは圧巻でした。得意の左サイドではなく、右サイドでパスを受けると、中央のDFをかわして最後は右足のアウトサイドで蹴り込みました。
「印象に残っているゴールです。あの角度からアウトサイドで狙うイメージは以前の自分にはなかった。これまでのイメージにないプレーが出たのは良かったです」
──プレーに新たなイメージが湧くようになってきた。
「(21節の)マリティモ戦でファブリシオにアシストしたプレーもそうです。左サイドでボールを受け、中央にドリブルしてスルーパスを出した場面です。あれも以前ならもう少し違う判断だったり、パスが遅れたりしていました。でも、あの時はいいタイミングでできた。DFのかわし方も今までと違って」
──そうしたプレーが自然と出るようになった?
「なるべく頭を使って細かいところまでやるようにしていますが、自然と出てくる時もある。そういうプレーが出た時は嬉しいというか、楽しいですね」
──一方で、今後の課題は?
「攻守両面でのポジショニングです。後からビデオで見返すと、もっとこうしたほうが良かったと思う時がよくあります。『ここでボールを欲しかったけど、このポジショニングじゃ出せないな』、『ここにいればこぼれ球を押し込めたのに』と思うことが多々あります。サッカーはボールを触っている時間よりも、触っていない時間のほうが長い。だから、ポジショニングが良ければゴールやアシストのチャンスも増えると思うんです。とにかく、自分に足りないところをひとつずつクリアしていきたいです」
「印象に残っているゴールです。あの角度からアウトサイドで狙うイメージは以前の自分にはなかった。これまでのイメージにないプレーが出たのは良かったです」
──プレーに新たなイメージが湧くようになってきた。
「(21節の)マリティモ戦でファブリシオにアシストしたプレーもそうです。左サイドでボールを受け、中央にドリブルしてスルーパスを出した場面です。あれも以前ならもう少し違う判断だったり、パスが遅れたりしていました。でも、あの時はいいタイミングでできた。DFのかわし方も今までと違って」
──そうしたプレーが自然と出るようになった?
「なるべく頭を使って細かいところまでやるようにしていますが、自然と出てくる時もある。そういうプレーが出た時は嬉しいというか、楽しいですね」
──一方で、今後の課題は?
「攻守両面でのポジショニングです。後からビデオで見返すと、もっとこうしたほうが良かったと思う時がよくあります。『ここでボールを欲しかったけど、このポジショニングじゃ出せないな』、『ここにいればこぼれ球を押し込めたのに』と思うことが多々あります。サッカーはボールを触っている時間よりも、触っていない時間のほうが長い。だから、ポジショニングが良ければゴールやアシストのチャンスも増えると思うんです。とにかく、自分に足りないところをひとつずつクリアしていきたいです」
──ポルトガルには、ビッグ3(ポルト、ベンフィカ、スポルティング)を中心に個人技に優れた選手がたくさんいます。彼らから学ぶものはありますか?
「特にポルトは強かった。プレーも速かったですし。FWの(アブドゥルサラミ・)アブバガールと(ムサ・)マレガの身体は凄くて、接触しないように逃げていました(笑)。 参考になったのは、(ヤシン・)ブライミのプレーです。僕とタイプ的に似ていて、ドリブルの仕方は学ばなきゃと思いました。守備も上手い選手が多いのでボールを奪い切る技術などは自分も身に付けたいです」
──参考にしている選手は他にいますか?
「映像でよく観るのは(リオネル・)メッシです。基本、参考にするのは、自分のプレースタイルに近い選手、目指したい選手ですね。ただ、これからは違うタイプの選手もチェックしたいです。プレーの幅を広げることは損ではないので、いろいろチャレンジしたい。今までやってきたことはもちろん、足りない部分も補っていかないと」
──一般的に日本人選手は骨格上フィジカルで劣るものの、俊敏性では欧州トップレベルでも通用すると言われます。
「小柄な自分に対し、相手はファウルでもいいから止めようとしてきます。それをかわす技術はまだ足りない。いかにドリブルのスピードを落とさず、ゴールまで走り切れるかがポイントになります。最近は警戒されるシーンも出てきて、中のスペースを切られたり、3人くらいに囲まれたりします。そうした状況にならないためにも、プレースピードをもっと高めないといけない」
「特にポルトは強かった。プレーも速かったですし。FWの(アブドゥルサラミ・)アブバガールと(ムサ・)マレガの身体は凄くて、接触しないように逃げていました(笑)。 参考になったのは、(ヤシン・)ブライミのプレーです。僕とタイプ的に似ていて、ドリブルの仕方は学ばなきゃと思いました。守備も上手い選手が多いのでボールを奪い切る技術などは自分も身に付けたいです」
──参考にしている選手は他にいますか?
「映像でよく観るのは(リオネル・)メッシです。基本、参考にするのは、自分のプレースタイルに近い選手、目指したい選手ですね。ただ、これからは違うタイプの選手もチェックしたいです。プレーの幅を広げることは損ではないので、いろいろチャレンジしたい。今までやってきたことはもちろん、足りない部分も補っていかないと」
──一般的に日本人選手は骨格上フィジカルで劣るものの、俊敏性では欧州トップレベルでも通用すると言われます。
「小柄な自分に対し、相手はファウルでもいいから止めようとしてきます。それをかわす技術はまだ足りない。いかにドリブルのスピードを落とさず、ゴールまで走り切れるかがポイントになります。最近は警戒されるシーンも出てきて、中のスペースを切られたり、3人くらいに囲まれたりします。そうした状況にならないためにも、プレースピードをもっと高めないといけない」