• トップ
  • ニュース一覧
  • なぜ経営危機からJ1初昇格を掴めたのか? 長崎を支えたキャプテン村上佑介が語る舞台裏と新たな挑戦

なぜ経営危機からJ1初昇格を掴めたのか? 長崎を支えたキャプテン村上佑介が語る舞台裏と新たな挑戦

カテゴリ:Jリーグ

森本茂樹

2017年11月25日

平和を発信するチーム。

長崎の平和祈念ユニホーム。製作されるようになり、今年で3年目を迎えた。

画像を見る

 今シーズン、V・ファーレン長崎は8月の3試合限定で3rdユニホームを着用した。折鶴や平和祈念像をモチーフにした平和祈念ユニホームで、被爆70年となった2015年より続く夏限定のスペシャルユニホームである。昨シーズンには、この平和ユニホームとサポーターらが作った千羽鶴を原爆資料館に寄贈した村上だが、今年初めてアウェーで着用したことについて、「1万3000人を超える観衆が集まったレベスタで着られたので、長崎だけでなく福岡の方々にも平和について考えていただける良い機会になったと思います」と話す。
 
 長崎が平和を発信する意味合いについては、ホーム最終戦のJ1昇格セレモニーで、髙田明社長が、広島と長崎が被爆地であることに触れ、「ナガサキの地から、V・ファーレンを通して、世界平和を伝えていく役割をこのチームに持っていこうではありませんか」とサポーターに語りかけている。
 
 2015年より、平和祈念ユニホームを長崎原爆資料館に寄贈。今年のユニホームも資料館入り口に飾ってあった。
 
 長崎にゆかりのあるポルトガル語で、VREDE(平和)という意味をチーム名に持つV・ファーレン長崎の可能性について、村上も同調する。
「長崎は3年前から平和祈念ユニホームを着用しています。J1ではより多くの方々に見てもらえる可能性がありますし、将来ACLなどの国際大会に出場することで全世界の方々に見てもらえるかもしれません。そうなれば日本だけではなく世界で被爆地や核エネルギーについて考える貴重な機会になると思います。そういったこともできるチームになるんじゃないかと思います」
【関連記事】
【Jリーグ監督人事】ペトロヴィッチ、ネルシーニョがJで再就職? G大阪は育成手腕に長けたブラジル人監督か
J1昇格まであと一歩! V・ファーレン社長に訊いた「オフの大補強はありますか?」
【長崎】降格候補からJ1昇格へ! 低評価と消滅危機の不安を打ち消す一体感はどこから生まれたか?
アジアの大砲vsアジアの壁! J2で火花を散らす同級生コンビは互いをどう見ている?
【J1昇格プレーオフ展望】名古屋×千葉|今季は千葉の2戦2勝!しかも名古屋は無得点だが…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ