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なぜ経営危機からJ1初昇格を掴めたのか? 長崎を支えたキャプテン村上佑介が語る舞台裏と新たな挑戦

カテゴリ:Jリーグ

森本茂樹

2017年11月25日

チームの一体感はどのようにして作り上げられたのか?

昇格という目標に向かって、長崎はキャプテンの村上をはじめ、ベテランが中心となって一体感を高めた。

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 今シーズン、怪我の影響もあり、出遅れた村上は、控えに回ることが多くなった。42試合のリーグ戦で、出場機会が訪れたのは6試合。ベンチ外となる試合が続くこともあった。8月下旬に話を聞いた時も、プロである以上、試合に出たい気持ちはあるものの、「試合に出ても出なくてもやれることはあります。雰囲気づくりは大切だと思いますし、ベテランである意味やキャプテンという自分の立場を理解しながら行動しています」と語っていた。
 
 シーズンを終え、昨季加入以来務めているキャプテンの任務について振り返ってもらうと、「キャプテンとしては特に何もやってないんですよね」と笑った。「僕も含めたベテラン6人がチームの精神的柱になっていたと思います。ゲームでは高杉さんと前田が引っ張ってくれました。養父と福田と僕と古部が、メンバー外の選手のメンタルケアを心掛けました」
 
 2種登録選手を含め、長崎には34名の選手がいる。その中から、ベンチ入りの18名、先発の11名が決まる。
「外れる選手は必ずいるので、その選手たちがチームのベクトルから外れた矢印にならないように修正できたことが大きいかと思います。その結果、外れた選手がモチベーションを落とすことなく練習に励み、質の高い練習ができた。だからこそ、トップが試合で良いパフォーマンスをしてくれました。チーム内での競争や緊張感、すべてが良い環境となって、昇格という結果につながったと思います。僕は何もやってないんです。チームメイトに恵まれました。仲間に感謝しかないですね」
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