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【岩政大樹の視点】”世界トップ”との戦いで表面化した日本の課題。求められるのは意思を通わせること

カテゴリ:日本代表

岩政大樹

2017年11月11日

ベルギー戦では成功体験をチームで共有したい。

ブラジルに翻弄された守備は、ベルギー戦で立て直せるのか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 後半の戦いに、その片鱗は見えました。前線の選手たちが「ここだ!」と感じたら強い意思を見せてプレスをかけたり、中盤の選手が「取りどころ」と感じたら自分のマークを捨ててひとつ前にプレスをかけたり、あるいはプレスバックしたりしていました。それに近くの選手たちから連動していったいくつかの場面は、ブラジル代表がモチベーションを落としたことを差し引いても、自分たちで変えられた部分だったと思います。
 
 そういう意味ではもう一度、世界のトップレベルとすぐに試合ができる現地14日のベルギー戦は貴重な機会です。後半に少し感じたであろう意思がつなぎ合わされた時の感覚を成功体験としてチームで共有するためにも、前半の戦いが大事になります。
 
【著者プロフィール】
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。
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