劇的な展開からのPK、そして現時点で最後のゴール…
◇5人目
本田圭佑
2014年ブラジルW杯最終予選・第7戦
6試合を終えて4勝1分け1敗の日本は、13年6月4日、埼玉スタジアムにオーストラリアを迎えた。この試合は、勝つか引き分けでブラジル行きが決定する大一番となった。
一進一退の攻防が続き、終盤までスコアレスで試合は進んでいったが、80分、クロスがGK川島永嗣の頭上を越してオーストラリアが先制点を奪う。
日本にとっては厳しい展開となったが、試合終了間際、ショートコーナーから本田が上げたクロスが相手選手の手に当たってPKを獲得。アディショナルタイムに突入したなか、運命のキックを託された本田は、プレッシャーを物ともせずにど真ん中に蹴り込み、劇的なかたちで5回連続でのW杯出場を決めた。
本田圭佑
2014年ブラジルW杯最終予選・第7戦
6試合を終えて4勝1分け1敗の日本は、13年6月4日、埼玉スタジアムにオーストラリアを迎えた。この試合は、勝つか引き分けでブラジル行きが決定する大一番となった。
一進一退の攻防が続き、終盤までスコアレスで試合は進んでいったが、80分、クロスがGK川島永嗣の頭上を越してオーストラリアが先制点を奪う。
日本にとっては厳しい展開となったが、試合終了間際、ショートコーナーから本田が上げたクロスが相手選手の手に当たってPKを獲得。アディショナルタイムに突入したなか、運命のキックを託された本田は、プレッシャーを物ともせずにど真ん中に蹴り込み、劇的なかたちで5回連続でのW杯出場を決めた。
◇6人目
原口元気
2018年ロシアW杯最終予選・第4戦
そして迎えた今予選。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本は、ホームでの初戦でUAEに敗れる(1-2)という最悪のスタートを切り、その後、タイ、イラクを連破してから、16年10月11日、オーストラリアとのアウェーマッチを迎えた。
日本は相手にプレッシャーをかけ、5分に中盤でボールをカットすると、本田からのスルーパスで原口元気が抜け出し、GKとの1対1を冷静に制して先制点を奪った。
攻守ともに組織プレーが機能した日本だったが、後半に原口のファウルでPKを与えて同点に追い付かれ、このまま試合は終了することに。またしても、W杯予選でオーストラリアから勝利を奪うことはできなかった。
試合後、しばらくベンチで立ち上がることのできない原口の姿が印象的だった。
――◇――◇――
ちなみに他の公式戦では、2006年ドイツW杯・グループステージの初戦(1-3の敗戦)で中村俊輔、01年コンフェデレーションズカップ準決勝(1-0で勝利)で中田英寿、07年アジアカップ準々決勝(PK戦の末に勝利)で高原直泰、11年アジアカップ決勝(1-0で勝利)で李忠成が、それぞれゴールを決めている。
ご覧いただければ分かる通り、これまでオーストラリア相手の公式戦において、日本は複数得点を挙げていない。果たして、31日の決選では新たな歴史を作ることができるか。
【日本代表PHOTO】浅野、井手口のゴールでオーストラリア撃破、W杯出場決定!
原口元気
2018年ロシアW杯最終予選・第4戦
そして迎えた今予選。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本は、ホームでの初戦でUAEに敗れる(1-2)という最悪のスタートを切り、その後、タイ、イラクを連破してから、16年10月11日、オーストラリアとのアウェーマッチを迎えた。
日本は相手にプレッシャーをかけ、5分に中盤でボールをカットすると、本田からのスルーパスで原口元気が抜け出し、GKとの1対1を冷静に制して先制点を奪った。
攻守ともに組織プレーが機能した日本だったが、後半に原口のファウルでPKを与えて同点に追い付かれ、このまま試合は終了することに。またしても、W杯予選でオーストラリアから勝利を奪うことはできなかった。
試合後、しばらくベンチで立ち上がることのできない原口の姿が印象的だった。
――◇――◇――
ちなみに他の公式戦では、2006年ドイツW杯・グループステージの初戦(1-3の敗戦)で中村俊輔、01年コンフェデレーションズカップ準決勝(1-0で勝利)で中田英寿、07年アジアカップ準々決勝(PK戦の末に勝利)で高原直泰、11年アジアカップ決勝(1-0で勝利)で李忠成が、それぞれゴールを決めている。
ご覧いただければ分かる通り、これまでオーストラリア相手の公式戦において、日本は複数得点を挙げていない。果たして、31日の決選では新たな歴史を作ることができるか。
【日本代表PHOTO】浅野、井手口のゴールでオーストラリア撃破、W杯出場決定!