• トップ
  • ニュース一覧
  • 【日本代表】「最初は無理」と言われた大怪我から復活。大迫自身が語る”今のコンディション”

【日本代表】「最初は無理」と言われた大怪我から復活。大迫自身が語る”今のコンディション”

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2017年08月30日

「治りが本当に早くて。みんなもびっくりしたんじゃないですか」

オーストラリア戦の前日練習で身体を動かす大迫。「コンディションは悪くない」。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 大迫勇也はオーストラリア戦を「単純に楽しみ」にしている。この7月に話を聞いた時も、「プレッシャーはあまり感じない」というニュアンスのことを言っていた。
 
「こういう舞台でサッカーができるなんて幸せじゃないですか。だって、代表戦で1トップを任されるのは“ひとり”なんですよ。そこでプレーしたくても叶わない選手もいる。だから、CFに限らずスタメンに選ばれた11人は確かな覚悟を持ってピッチに立たないといけません」
 
 覚悟──。そういう意識が芽生えたのは「特に最近」だと言う。
 
「代表戦で出番が増えたので。俺がやらなきゃ、みたいな。少し前までは引っ張ってもらうスタンスでしたが、今は引っ張っていかないと。もう27歳ですから、下手なプレーはできないです」
 
 その後、7月下旬に右足首を痛めるアクシデントに見舞われた。しかし、そこから奇跡の復活を遂げてブンデスリーガ2節のハンブルク戦(8月25日)でフル出場を果たした大迫は今、「コンディションは悪くない」と言う。
 
「(怪我の直後)最初(オーストラリア戦は)無理と言われたんです。でも、ドイツにいる日本人のドクターに診てもらったら、治りが本当に早くて。みんなもびっくりしたんじゃないですか。すごくいろんな人に支えてもらって戻ってくることができた。メディカルスタッフの人たちには感謝しています」
 
 オーストラリアのウィークポイントについて訊かれた際は「ミーティングで話していることはたくさんありますけど、それは……。戦術の部分は勘弁してほしいですね(苦笑)」と沈黙を貫いた大迫だが、どんな戦い方で臨むにしても「いつも通りのプレーをするだけ」だ。
 
 ストライカーとして狙うは、やはりゴールである。
 
「ここで結果を出さないといけない責任感がある。ワールドカップは子どもの時から(テレビなどで)観ていた舞台なので。何もできなかったブラジル大会の借りを返したいという気持ちがすごくある。だから、自分の手で(出場権を)掴み取りたい」
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

【日本代表PHOTO】浅野、井手口のゴールでオーストラリア撃破、W杯出場決定!
【関連記事】
【豪州戦のスタメン予想】注目はトップ下を含む前の4人。杉本にチャンスがあるとすれば…
大迫勇也も驚いたハリルの“あの采配”。「日本人の監督にそうした発想はない」
【日本代表】ハリルが豪州を分析。「相手のリストを見た時、ふたつの可能性が見えた」
【日本代表】前日会見で告白。ハリルは「サウジ、UAEに敗戦」をどう受け止めたか?
ひと言で「別格」。大迫勇也がブンデスリーガでもっとも衝撃を受けた選手とは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ