シャペコエンセ――元東京VのSBアポジは再三にわたりサイドを切り崩す。
【シャペコエンセ|チーム&監督 採点&寸評】
シャペコエンセ 5.5
攻守の柱だったボランチのジロットが、試合3日前の8月12日にフランスのナントに引き抜かれた影響はやはり大きかった。とりわけ攻撃はビルドアップの局面で停滞し、ボール奪取後のパス配給も精度を欠いたため効果的な速攻に繋げられず、個人技頼みに。浦和の守備陣は的が絞りやすかっただろう。
それでもCBグローリを中心とした守備ブロックは、的確な読みとフィジカルコンクトの強さを活かして敵の攻撃を跳ね返し続けた。それだけに悔やまれるのが、混戦からグローリがズラタンを倒してPKを与えてしまった88分のシーン。微妙な判定だったもののジャッジは覆らず、力尽きた。
GK
93 ジャンドレイ 6
ゴールキックはやや精度を欠いたものの、ミスらしいミスはなく、高いセービング技術を示す。終了間際のPKはしっかり反応。しかし、わずかに届かなかった。
DF
22 アポジ 6.5 ※元東京ヴェルディ
果敢にオーバーラップを仕掛け、スピードに乗ったドリブルで何度も右サイドを攻略した。崩しの局面でもっとも可能性を感じさせたのが、元東京ヴェルディのこの右SBだ。守備もそつがなかった。
3ドグラス・グローリ 6.5
球際の強さと的確なカバーリング、巧みなラインコントロールで守備に安定をもたらす。ズラタンを倒してPKを与えたシーンは悔やまれるものの、微妙な判定だったのも事実。それまでの仕事ぶりは、十分評価に値した。
14 ファブリシオ・ブルーノ 6
相棒のグローリとともに集中を切らさず、攻撃時は4トップにも映る浦和の変則的なアタックにも冷静に対応。ヘディングはほぼ負けなしだった。
6 レイナウド 6
守備に追われ、得意の攻撃参加は自重気味だったものの、タイミングを見極めたオーバーラップと30メートル以上は飛ばすロングスローで脅威を与えた。
MF
5 モイゼス・リベイロ 5.5(80分OUT) ※元アビスパ福岡
持ち前の敏捷性と運動量でフィルター役を務めあげた。ただボール奪取後のパスが精度を欠いて、展開力に不満を残す。効果的な速攻に繋げたかった。
シャペコエンセ 5.5
攻守の柱だったボランチのジロットが、試合3日前の8月12日にフランスのナントに引き抜かれた影響はやはり大きかった。とりわけ攻撃はビルドアップの局面で停滞し、ボール奪取後のパス配給も精度を欠いたため効果的な速攻に繋げられず、個人技頼みに。浦和の守備陣は的が絞りやすかっただろう。
それでもCBグローリを中心とした守備ブロックは、的確な読みとフィジカルコンクトの強さを活かして敵の攻撃を跳ね返し続けた。それだけに悔やまれるのが、混戦からグローリがズラタンを倒してPKを与えてしまった88分のシーン。微妙な判定だったもののジャッジは覆らず、力尽きた。
GK
93 ジャンドレイ 6
ゴールキックはやや精度を欠いたものの、ミスらしいミスはなく、高いセービング技術を示す。終了間際のPKはしっかり反応。しかし、わずかに届かなかった。
DF
22 アポジ 6.5 ※元東京ヴェルディ
果敢にオーバーラップを仕掛け、スピードに乗ったドリブルで何度も右サイドを攻略した。崩しの局面でもっとも可能性を感じさせたのが、元東京ヴェルディのこの右SBだ。守備もそつがなかった。
3ドグラス・グローリ 6.5
球際の強さと的確なカバーリング、巧みなラインコントロールで守備に安定をもたらす。ズラタンを倒してPKを与えたシーンは悔やまれるものの、微妙な判定だったのも事実。それまでの仕事ぶりは、十分評価に値した。
14 ファブリシオ・ブルーノ 6
相棒のグローリとともに集中を切らさず、攻撃時は4トップにも映る浦和の変則的なアタックにも冷静に対応。ヘディングはほぼ負けなしだった。
6 レイナウド 6
守備に追われ、得意の攻撃参加は自重気味だったものの、タイミングを見極めたオーバーラップと30メートル以上は飛ばすロングスローで脅威を与えた。
MF
5 モイゼス・リベイロ 5.5(80分OUT) ※元アビスパ福岡
持ち前の敏捷性と運動量でフィルター役を務めあげた。ただボール奪取後のパスが精度を欠いて、展開力に不満を残す。効果的な速攻に繋げたかった。