【J1採点&寸評】新潟×G大阪|勝負強さを見せつけたG大阪。MOMは攻守に奮闘した20歳のMF

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2017年04月01日

G大阪――攻守に大きく貢献した井手口を高く評価。

【警告】新潟=ホニ(45分)、ソン・ジュフン(58分) G大阪=ファビオ(16分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】井手口陽介(G大阪)

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【チーム採点・寸評】
G大阪 6
前半の早い時間帯で右サイドを崩して先制点を奪うも、その後は距離感が遠くなりパスミスを頻発。必然的にカウンターを受ける機会が増え、リズムを失った。それでも終盤に攻勢を強めて逆転し、勝負強さをみせつけた。
 
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
FC東京戦で負った左頬骨骨折が癒え、フル出場を果たす。ただ古巣を相手に2失点。チームは勝利したものの、見せ場は少なかった。
 
DF
2 三浦弦太 5.5
なかなか攻撃が噛み合わないなか、大体なサイドチェンジで局面を変えたが、ホニのスピードに終始苦戦。守備に課題が残った。
 
3 ファビオ 5.5
空中戦ではほとんど負けなかったものの、地上戦では相手FWに翻弄されていた。16分にはエリア内で相手FWを倒し、PKを献上した。
 
6 金 正也 6
ディフェンスでは山崎とホニの対応に手を焼いた。76分にFKに合わせて同点弾を決め、流れを引き寄せた点は評価できる。
 
MF
4 藤春廣輝 6
前半は対面する加藤に潰され、押し込まれることも多かったが、後半はオフェンシブに振る舞い、得点につながるFKを獲得するなど存在感を示した。
 
7 遠藤保仁 5.5(73分OUT)
アンカーの位置でバランスを取ろうと試みるも、長い芝に対応できずパスが乱れがちに。チームに落ち着きをもたらせなかった。
 
8 井手口陽介 7
76分にFKで同点ゴールをアシストすると、試合終盤には混戦から逆転弾をゲット。遠藤が交代した後に移ったアンカーでも球際の強さを見せ、勝利に大きく貢献した。
 
10 倉田 秋 6.5
9分にシュートフェイントでDFのタイミングを外し、華麗に先制点を奪取。前半終了間際のヘディングシュートは決めたかったが、それ以外は余裕を感じるプレーで質の違いを見せつけた。
 
35 初瀬 亮 5.5(62分OUT)
コンビネーションでサイドを崩し、先制点につながるクロスを供給。ただ目立ったのはこの場面くらいで、対面した山崎を振り切れないシーンが目についた。
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