【現地発】「サッカーのない非日常…」アルゼンチンで何が起きたのか?

カテゴリ:ワールド

チヅル・デ・ガルシア

2017年03月13日

会長不在のまま、迷走を続けるアルゼンチン・サッカー。

2014年に当時会長だったフリオ・グロンドーナが亡くなって以来、様々な問題が明るみになったAFA。このまま迷走を続けていては、アルゼンチン・サッカー界に光が差すことはないだろう。 (C) Getty Images

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 そして3月8日、時折激しい口論が起きる緊迫した空気の中でFAAとAFAの代表団による話し合いの末に、AFAが6月までにスポンサー企業から得る収入の9000万ペソ(約6億3000万円)を選手たちへの支払いに割り当てることでついに双方が合意に至り、ストは終了。80日ぶりにようやくリーグ戦が再開されることとなったのだった。
 
 2015年12月の会長選で、75人が投票した結果が38票対38票となって選挙が無効となって以来、会長不在のまま迷走するAFAと混乱するアルゼンチン・サッカー界。現在は正常化委員会が規約改正をはじめとする事務的な改革を着々と進めているものの、代表チーム関連の案件や各クラブとの交渉における判断力および決断力が問われている。
 
 3月29日のAFA会長選によって、アルゼンチン・サッカーはようやく進むべき方向に向けて舵をとることとなる。もちろん、会長選が予定通り行なわれればの話だが……。
 
文:チヅル・デ・ガルシア
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