「メッシはもはや落ち目」バルサ偉業も意に介さず、ドメネクが持論を展開

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年03月10日

ドメネクがCL史上初の偉業達成の立役者を辛辣批判。

フランス代表監督時代には選手との衝突が絶えなかったドメネク(左)。そうした問題を抱える主因は、今回のメッシ(右)批判のような辛辣な物言いが挙げられる。 (C) Getty Images

画像を見る

 4点ビハインドからの逆転というチャンピオンズ・リーグ(CL)史上初の偉業は、全世界で称賛された。だが、試合前からバルセロナに批判的な姿勢だった元フランス代表監督のレイモン・ドメネクは、リオネル・メッシに対する意見を変えていない。
 
 バルセロナは現地時間3月8日、CL決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、パリ・サンジェルマンに6-1と勝利。0-4と大敗したファーストレグからの大逆転劇でベスト8に駒を進めた。4点差をはねのけてのラウンド突破は、CLの歴史上初のことだ。
 
 試合前に、「欧州を支配する影のチーム」、「メッシにはもう20歳のころのようなエネルギーがない」とバルサをこき下ろしていたドメネクにとっては、予想を裏切る結果だったと言えるだろうが、その奇跡を目にしても2006年のワールドカップでフランスを決勝に導いた指揮官の考えは変わらない。
 
 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ドメネクはフランス・メディアの『ユーロスポーツ』で「メッシは断続的なプレーすらなかった。まったくプレーできていなかったよ。彼はバルサのワーストプレーヤーだった」とメッシを酷評している。
 
 ドメネクの批判は止まらない。「彼は試合中ずっとピッチの中央にいた。走りたくないときの典型だ。彼が落ち目なのは明らかだよ。彼は止まってプレーし、レジスタ(司令塔)のようにやることを考えているんだ」と、もはやメッシに躍動感あるパフォーマンスを期待することはできないと指摘。ついには、次のように続けた。
 
「私は、もうメッシはキャリアの終わりにあると思う。彼は多くのことをやってきたし、魅力的な選手だった。だが、昨日は断続的なプレーどころじゃなく、彼はピッチから完全にいなくなっていたんだ」
 
 歴史的な快挙にも、「手のひら返し」をしなかったドメネク。メッシは準々決勝以降の戦いでその意見を変えさせることができるだろうか?
【関連記事】
【現地発】バルサの歴史的奇跡、その時カンプ・ノウは――
メッシを「バカ!」と罵倒した考古学者、釈明に追われる…
セクシー女優がナポリの選手とファンに「仰天公約」
【ミラン番記者】本田圭佑は「忘れられている」。監督にもメディアにもファンにも…
なぜ長谷部はドイツでコンスタントに活躍することができるのか!?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ