【大宮】怒りとブーイングは覚悟の上…大前元紀がプロ10年目に見据えるA代表への道

カテゴリ:Jリーグ

竹中玲央奈

2017年01月15日

「ずっと代表を目指してやってきた。そういう意味でも環境を変えたかった」

記者会見に臨んだ新加入の選手たち。前列左から瀬川祐輔、渋谷洋樹監督、大前元紀、後列左から山田陸、茨田陽生、長谷川アーリアジャスール、河面旺成。

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 大宮側からの期待感と、清水方面からの怒りの声という非なる2つのプレッシャーに挟まれてプロ10年目の舞台に大前は挑むことになった。その中で、清水サポーターからのブーイングについては「絶対にされる」と覚悟をしている。
 
 だが、「大宮のユニフォームを着て日本平で戦って、自分がしっかり点を取って勝てたら、そこまで気持ち良いことはない」と言い切った。そこに情けは無い。
 
 かつて高校サッカーを湧かせたストライカーも、今年で28歳を迎える。中堅にさしかかるこの時期に決断した新たな挑戦の先に見据えるのは、代表入りだ。
 
「個人的にもずっと代表を目指してやってきたし、そういう意味でも環境を変えたかった。ここで活躍して上の順位にいけばそういう道も開けてくる」
 
 様々な声と感情が周囲から浴びせられるなかでプレーするのは容易ではない。だが、それを越えた先にさらなる成長があるということを、大前は確信している。
 
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)
 
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