【大宮】怒りとブーイングは覚悟の上…大前元紀がプロ10年目に見据えるA代表への道

カテゴリ:Jリーグ

竹中玲央奈

2017年01月15日

清水サポーターからの「怒り」は聞こえてきた。

9年在籍した清水のサポーターからは「怒りの声」も聞こえてきたという。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 今回の決断を下すまでには「サッカー選手になってから最も悩んだ」と言う。そして、意を決した先で用意されていたのは背番号10だった。クラブが彼にかける期待の表われだ。
 
「最後に決めきるところが長けている。教えられない部分を持っている選手」と渋谷監督も絶賛する彼の能力は、より攻撃的なチームとして新たな歩みを始めようとしている大宮にとって、絶対に欲しい存在だった。そして、クラブが持つ大前への強い思いは伝わり、獲得に成功した。
 
「話してみてフィーリングもあった。渋谷監督を漢にしてJ1で優勝をさせたいなと本当に思いましたね」
 大前も渋谷監督に対して持ったファーストインプレッションはかなり良いものだったようで、指揮官の熱意が移籍の決め手のひとつになったことも間違いないだろう。
 
「自分にそういう番号(10番)をチームが用意してくれたというのは、高い評価をもらえていると思いますし、その評価を結果で、ピッチの上で証明できればいいんじゃないかなと思います。大宮というチームが常に上位にいられるように、タイトルを取れるチームになるように。自分が手助けできていければ良いんじゃないかなと」
 大前はこう意気込みを語ったが、その中で古巣へも言及した。
 
「エスパルスでは最高の時間を過ごしてきましたし、エスパルスの地位は自分の中でも特別でした。けど、一回それを無くした時に自分がどれだけのサッカー選手なのか、と。無くさないとそれは分からないと思うので。それを無くした時に大宮でどれだけ自分がやれるのかというのは個人的にはすごく楽しみです」
 
 9年在籍した清水のサポーターから「“怒り”は聞こえてきた」と言う。いわゆる“0円”で清水からデュッセルドルフへ移籍をしたが、清水は移籍金を払って買い戻した。そういった経緯があるにもかかわらず、今回もまた同じような形でクラブに資金を残さず出ていったのである。その点を考えれば、湧き出る怒りも納得できる。
 
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